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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2023年1月27日(金) 12:42

札医大

 今日は月一の札医大受診日だ。
朝遅くホテルを出て病院。
受付を済ませ、指示通り検査。
それぞれの検査室を廻り、いま一階のスタバで休憩中。
サンドイッチとコーヒーを家内が注文し運んでくれる。
検査結果がでたら、小山先生の診察だ。
家内のワーファリンの値は⁉︎

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2023年1月26日(木) 14:33

百姓の責務

 今、26日午後2時30分の札幌の天候73023ACC-1BB6-45A9-B52D-1C453758D302.jpeg
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前日入りで、ホテルの20階から高見の見物。
さてこの余裕の時間。普段は殆ど見たことはないのだが、何気なくTVをつけると、
「NASA.小惑星の軌道変更に成功 無人探査機衝突実験」と言う番組をやっていた。

 地球の歴史を返り見ると、絶えず隕石の衝突を受け、一番有名なのは恐竜の絶滅を
招く気候変動をもたらしたというもので、未来永劫この危険は避けられない。
これに対してNASAは各国の科学者と共同で、危険な惑星を見つけ出しその軌道を人為的に変える実験を始めた。
それは2022年9月26日、DART(無人探査機)を惑星ディディモス(直径780m)を周回する小惑星ディモルファス(直径163m)
に衝突させ、小惑星の周回時間11時間55分を32分縮めた。つまり軌道の直径を数十m近づけ、
ディディモスの軌道を4%変化させる事に成功したようだ。
この実験は地球から約1,100万キロ離れた宇宙空間で行われた。
 
 この探査機は冷蔵庫サイズで時速22,000キロの速度で進み(500日かかったか)
ディフォルモスに衝突したのだ。

 この番組を見て...
我々の知らない所で地球を守ろうと奮闘している人々がいたとは!
ロシアとウクライナ、それぞれ主張は有るだろうが、お互いに矛は引けないものか。
地球規模での危機には地球人80億人が協同して対処しなくては。

我々百姓も宇宙船地球号の責任あるクルーとして食糧の安定供給に貢献しなくては。

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2023年1月25日(水) 18:16

バス移動ナウ

 午後5時42分帯広三条高校前で北海道バスに家内と2人乗車0A8E5F14-47E3-4155-A000-4FAD9173C288.jpeg
写真は車内の家内とガラスに写る自分だ。明後日27日に札医大受診予定なのだが、前日入りを常としている為
その前日、つまり明日午後JRで札幌に行く予定だった。
しかし、日高山脈から西は大荒れで既に今日午後からJR石勝線は全面運休となったため、
万が一明日もと考え、急遽バスに飛び乗った。とは言え道東自動車道は十勝清水と穂別間は
吹雪の為通行止めとなっている。
車内のアナウンスでは、札幌到着2時間遅れとの事だが...
今清水で左折し、日勝峠にむかっている。

19時45分、日高道の駅でトイレタイム
丁度2時間。結構速い!

20時46分、鵡川穂別インターから道東道に乗る。
急カーブは無く、振動も少なく、やはり走りはスムーズだ。

20時59分.夕張インター通過、有料道路だけあって、楽だ!
その夕張を過ぎた所では、追い越し区間ではあるが、他社の都市間バスが追い越していく。
身を預けている北海道バスは動じる事無く、安全運転だ。ありがとう!

21時35分.道央自動車道に合流。
夕張辺りから、バスのワイパーも必要無く、路面には積雪も無いもよう。
後小一時間か⁉︎

21時46分.北広島インターを降りる。

22時45分.ホクレンビル北に到着。下車。そこから2丁南にあるラーメン屋奥原流久楽があり、
そこで夕食を摂り、23時30分定宿にチェックイン。 

長旅だった。

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2023年1月24日(火) 18:45

クロ現

 NHKの番組「クローズアップ現代」では、"牛乳ショック"ー値上げの舞台裏で何がー
と言うタイトルで、酪農の現状が24日再放送された。

 酪農業界は今、離農者続出。
全国で14,000戸しか無い酪農家の内約400戸がここ一年間に廃業している。
2020年2月、Covidー19と名付けられた新型で未知のコロナウイルスが日本でも確認され、
蔓延を防ぐ為かつて無い行動制限に伴いステイホームが推奨され、海外との観光停止、学校や職場では在宅、リモートで授業や仕事、飲み会までも
と言う時代になった。
 その影響で学給の牛乳消費、中韓の旅行者による食事や乳製品のお土産、更には外食の激減などにより、
牛乳乳製品の需給は緩和。牛乳余が深刻さを増している。
 そこに加えて、ロシアとウクライナの戦争で、食料や飼料となる穀物の輸出が止まったり、輸送コストが上昇。
需給バランスが崩れ、価格の高騰を招いている。
つまり、濃厚飼料頼りの日本酪農はモロに影響を受けて、喘いでいる、と言うよりも瀕死の状態だ。

 さて、コロナでのパンデミックとそれに続くロシア、ウクライナ戦争は酪農危機の引き金になったにちがいない。
しかしこれ程までに酪農業界に瀕死の打撃を与えたのは、10年程前からインバウンド奨励策で
訪日観光客が2,000万人、3,000万人を超えた。そして目指せ5,000万人と言われた始めたあたりから、
乳製品の不足が常態化。それに対して国は補助金を付けてまで規模拡大推進政策に舵を切る。

好機到来とばかり補助事業に飛びつき悲鳴を上げる酪農家。
投資の回収がほぼ済み牛乳廃棄と言う生産調整の嵐の過ぎるのを静かに待つ酪農家。
また、2022年700万円の赤字の上23年は更に1,100万円の赤字が予想され、
失意ではあろうが簡単に廃業を決断する25才の若き酪農家と、経営移譲したばかりであろう口惜しさの滲み出た61才の父親。

 多額の投資の回収に見込みが立たず呻吟する酪農家。体力を温存し耐える酪農家。そして耐える事なく簡単に経営放棄する酪農家。
それぞれ三様の酪農家を上手く表現していた。

さて我が家は如何に⁈

 

 

 

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2023年1月23日(月) 15:00

啄木鳥と雀

 老両親との食卓での話し。
昔々、ハツばあちゃんに「悪さばっかりしていると、キツツキのように自分で木に頭を
カンカン打ち付けないと、エサが食べられ無くなるんじゃ!」って言われた話しをしたら、
間もなく96才になるオヤジが話しの全貌を聞かせてくれた。

ハツばあちゃんが言うに
「スズメの顔をよく見よの。
クチバシの下や頰が黒くなっているじゃろ!
昔むかし、あるスズメが、親が亡くなったとの知らせを受けた。
一刻も早く親の顔が見たいばっかりに、
顔の化粧や歯に鉄漿をつけるのももどかしく、慌てて逢いに出かけた。
それでスズメは嘴の下から喉にかけて鉄漿が流れた跡が付き、
頬にもついてしまったそうな。」

「それに引き換えキツツキは、親の訃報を聞いても親に会うよりもきちんと化粧や身繕いを優先して、
慌てる様子も無く出掛けて行ったそうな。
そんな親不孝なキツツキはそれ以降、エサを食べる時は、木に頭をカンカン、カンカン
と、打ちつけないとエサが食べられなくなったんじゃ。
親不孝をしたキツツキは、あ、イタタ!痛た!と思っても、自分で頭を木に打ちつけないと
エサが食べられ無くなったんじゃ。」4E931371-4632-4D5F-BD25-3436DDCCEBDB.jpeg
(コンクリート製の電柱のステップ用のネジ穴をつっついている。)

それに引き換えスズメは
「慌てて出かけたもんだから、顔も煤けたまま。
頬やアゴに鉄漿の跡が残るザッシも無い顔になってしまったけど、
人間様もよう口に出来ない米を真っ先に食べられるんじゃ!」

と、「兎と亀」や「猿と蟹」の様に、啄木鳥と雀が対になった話だったんだ。

明治9年生まれのハツばあちゃんの思い出を語れる。
何と幸せな事か。

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