自給率100%
今朝の我が業界紙一面。
10月に開かれる自民党総裁選に、高市早苗が立候補を表明した事が載っている。
サブタイトルに、「自給率100%めざす」とあるが、候補者乱立する中、食糧の自給率について言及したのは初めてかも。
読み進めると、「食料自給率100%を限りなく目指していく。そのための取り組みを進めていく」
「全ての田畑をフル活用できるための環境整備」や、輸出を通じた国内生産基盤の確保と、
重視する分野として真っ先に食料安保の強化を挙げた。
カロリーペース自給率が38%と低迷する現状を問題視。
中国の穀物輸入の増加で調達競争に「買い負け」する恐れがある。
肥料や種子の確保対策も必要。
「日本には多くの高付加価値食材がある」と強調し、有事の際は国内需要を優先するとしつつ、
輸出に力を入れて生産基盤を強化する考えを示した。
高齢化や離農で急激に減少しつつ有る農家と、それに伴う耕作放棄地の増大が問題だが、
それを防ぐためにも農業振興が喫緊の課題だ。
高市早苗、期待出来るかも⁉︎
大丈夫か?ごはん。
今朝の業界紙一面。
「米農家廃業最多ペース」
高齢化ばかりでは無いようだ。サブタイトルに「24年 進まぬ価格転嫁 経営圧迫」とある。
酪農は更に深刻。
食糧危機に対応するべく日本政府は、作付け命令ができると言う法令を作った様だが。
食料自給率38%と低迷しているのに。
産業革命時代のイギリスと全く一緒!
大丈夫か日本?
仔牛の出張
広瀬牧場と森の里小学校とのコラボ授業の目玉「子牛ふれあいファーム」が昨日始まった。
二学期が始まって間もない8月29日、同小4年生の牧場訪問授業が行われた。
4年生48人はその日の朝8時45分頃小学校を出発。1.5kmの道のりを遠足よろしく、徒歩で来訪。
牛乳や酪農の話しに牧場見学
続いてアイスクリーム作り体験
手作りしたアイスを完食後、クライマックスのウエモンズハート店頭の18種類の中から好きなジェラートを選んで食べる時間
そんな授業を終えた直後の子牛の出張。
来週にはトラクターを校庭に運び込み、写生会。
来年2月には5年生対象のキャリア授業が行われる予定。
昨日学校に出かけた子牛は3泊4日後の5日木曜日に帰宅予定だ。
どんな交流が生まれるやら。
雲と蜘蛛
お盆前の5号に続きノロノロ台風10号のせいか、蒸し暑く雨が断続的に降り続く日が続いていたが、
昨夕家に戻ろうと秘密基地を出て空を見上げると、久しぶりに雲の切れ間から青空が見えるではないか。
写真の片隅にオレもクモだぞ!決してドローンではない!と蜘蛛が写り込んでいる。
そして今朝、半月ぶりくらいの眩しい朝日。
十勝らしい秋晴れだ。
続く事を願う!
文科省から農水省へ
今朝の業界紙の「論説」から
農業高校の教員などに都道府県が支給する「産業教育手当」で、大半が支給水準(給与の10%)を下回っている、と言う問題提起だ。
2003年、同手当の権限が文科省から地方自治体に移行。
そこから、自治体の財政事情で減額する自治体が相次いだ。
文科省は「手当となる給料月額10%を普通交付税で措置している」と、責任逃れ。
国の自存自立の為には食料の自給率アップが急務の時代。
先日呼ばれて後継者育成の為の意見を述べさせて頂いた道内農高校長会でも、
入学定員割れや就農者の減少が問題提起されていた。
今から半世紀以上前に帯農酪農科を卒業した身として思い出すのは、教員から、新しい時代の農業者として誇りの持てる教育を受けた覚えがある。
つまり農業を誇りの持てる産業に育てて行くためには、農業高校は、文科省から農水省に移管して
経営して行く事が大切では...
他の産業教育もそれぞれの所管省庁が担う方が良いのかも