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2025年6月 6日(金) 05:33

さては、人身御供

 今年に入り、米騒動が急浮上してきた。
コメの急激な値上がりから、国内のコメ不足が露呈。
小泉新農相の鶴の一声で、緊急時の為の備蓄米を低価格で放出した。
備蓄米は、非常時国民が1〜1.5ヶ月飢える事のない様100万t備蓄する事を定めている。
その備蓄米は、何らかの理由で手をつけた分、政府は速やかに買い戻ようになっている。

業界紙一面にはimage.jpg
小泉農相に変わった途端、随意契約でインターネット販売やコンビニでも販売できる様にし、
旧来の個人商店の米屋さんは、対応に苦慮している。

そこで今朝の道新
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日本人の米の消費量は年間700〜800万tと言われているが、それに上乗せして手をつけた備蓄米100万tを速やかに備蓄し直さなければいけない。
紙面では、大規模な水田農家は増産に舵を切り始めているがこれはほんの一部の農家にすぎず、
大半は小規模農家であったり、加えて高齢化も進んでいる現状では、急激な増産は難しい。
政府もコメの増産に向け、政策指示を出しているが、農家に手厚くすれば財政支出は膨大になるし、
不十分であれば離農加速の恐れがあると、コメの安定供給と農家の経営維持の両立に向け、
難しい舵取りが迫られると新聞には載っている。
しかし何も難しい事は無い。
国民を飢えさせない事を大前提に考えるなら、供給力では無く自給力の向上である。
すると何が最優先か、自ずと答えは出てくる。

 農水大臣は農協をぶっ壊すと称して、なし崩し的にコメまで自由化の俎上に乗せてしまうのではないか。

何てったって自民党をぶっ壊すとして郵政民営化を強行した小泉純一郎の息子だからな...

アメリカファーストをさけぶトランプ大統領の過激な関税政策に対して、赤澤大臣も自動車を売る為アメリカでの
余剰農産物(トウモロコシや大豆)を大量に受け入れる用意もしているようだし......

 

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