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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2016年6月12日(日) 09:42

百年目の開拓者Ⅲ

5月の始め頃から、元水田の耕作放棄地の開発について"よもやま話"に載せて来ました。

今日そのデントコーン畑を見てきたら嬉しいことに綺麗に生え揃っているじゃ有りませんか・・・

SN3V0421.jpgいやあ、この画面ではよく分からないなあ・・・。もう一枚

SN3V0419.jpgだめか!肉眼ではよくわかるんですが・・・。開墾から播種まで遅れに遅れたので、まだまだ小さいんですね。他の畑ではもう30cmくらいに伸びているんですが・・・・・。兎も角、開墾が上手くいったことが嬉しくて携帯で写真を撮ってきたんですが、だめですね。又、もっと成長した頃に報告いたします。

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2016年6月11日(土) 09:16

北海道は大きい

10日の道新に、面白い広告が載っていました。

SN3V0416.jpg北海道の中に15の都府県が入り、且つ新潟県がもう1つ入るくらいの余白があります。

ざっくりした言い回しで日本の国土の2分の1が本州、本州の2分の1が北海道、北海道の2分の1が九州・・・・と言う風に習いました。このように北海道の地図にピースに分けた都府県を入れてみる(全く上手く当てはめたものです!)と・・・・、本当に北海道の広さを実感します。人口比は北海道538万人に対して組み込まれた15の都府県の人口は5327万人です。そして先に書いたように新潟県もう1つ分の余白があるのでプラス230万人ですか・・・?!

以前、デンマークを訪問した時に得た知識では、彼の国の国土は北海道の半分、人口はほぼ北海道と同じ500万人余り。農業の技術や協同組合精神、加工技術が高度に発展し、自動車や家電などの製造は海外に依存するばかり。ガソリン代も非常に高かった記憶があります。電力は"北海"特有の風を最大限利用した風力発電や家畜の糞尿を利用したバイオガス発電。それでいて国防軍まで持っている完全なる独立国(勿論のこと)でした。

北海道はデンマークと比べても農地の広さは遜色なく、広大で豊富な森林資源や水資源更には温泉などの地熱資源もあり、農業技術も国内はもとより諸外国に比してもまさに最先端を行っています。又、中国や韓国、中央アジア更にはロシア東部のカーゴ基地としても有望かも・・・・・

鳥羽伏見の戦いから始まる、幕府と薩長の戦いで各地を転戦し一時は榎本武揚や土方歳三らを中心とする蝦夷共和国が函館を首都として誕生していたけれど、函館戦争で政府軍に破れ、あっという間に消滅してしまいました。それから150年後の今、蝦夷共和国が存続していたら食糧の一大生産国として、貧しくても東京政府の予算に頼らず生き生きとした国作りが出来ていたのでは・・・

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2016年6月10日(金) 12:18

生活者と消費者

 6月7日、ホクレンビル1Fの会議室において、酪農教育ファーム北海道推進委員会の総会が開かれました。

私のほうから最近の情勢に触れ、国の規制改革会議の提案の中に酪農における指定団体制度の見直しが盛り込まれ、酪農業界はハチの巣をつついたような大騒ぎになっています。が、この議論は置いておいて、我が酪農教育ファーム活動に対して一社)中央酪農会議とホクレンなどの指定団体が金銭面や事務局機能を全面的にバックアップをしてくれています。万が一指定団体制度が廃止されるようなことがあれば、全国で酪農教育ファームとして認証されている300牧場の意見交換や切磋琢磨する場、教材の開発などの機能が失われてしまう可能性が高まって来ました。そういった危機感を持って酪農教育ファームの推進に邁進しましょう!と言ったような挨拶をさせて頂きました。

今年度は教員対象、管理栄養士を目指す学生、小学校への出前授業など活動方針を決めました。

次に活動要領の変更の中で、「酪農体験を通して消費者に酪農の大切さを訴求しよう・・・・」と言った文言を「・・・・生活者に・・・・」と変更提案をしました。その中で或る委員から「消費者を生活者と言う文言に置き換える必要はあるのか?生活者と言う言葉は余り聞いたことがない!!」との意見でした。

消費者とは、ただ単に自分や家族に必要と思うものをなるべく安く手に入れる人々のことで、生活者と言うのは、自分の消費活動による環境への負荷の軽重や廃棄物の軽減を考える等、多様な価値観を持って多様な生活行動をする人々のことをいいます。

酪農教育ファーム活動とは農業、酪農を牛乳の生産現場としてではなく多面的な視野から評価をして頂く活動です。

道内でも60余りの牧場が酪農教育ファーム活動に取り組んでいます。

SN3V00350001.jpg

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2016年6月 9日(木) 09:58

大人な四人

  先日来御声掛け頂いていた会食に昨夜出かけて来ました。

関東と東北に拠点を持つ大手乳業関係の運送会社の方々との会食でした。

"縁は異なもの味なもの"と言いますが、百性という狭い社会にいるとまず出会う機会の無い人たちです。

楽しかった!あっという間の3時間半。良い意味での人たらしの有名人は彼の太閤秀吉ですが、その豊臣秀吉に勝るとも劣らない4人でした。

SN3V0414.jpg彼らは知識が多岐に亘り豊富ですごく聞き上手な方ばかりでした。帰りのタクシーの中で冷静さを取り戻してみると、私事ばかり話していてなんだか一人で裸になって踊っていたようで、穴が有ったら入りたいような汗顔の至りです。

「人は城、人は石垣、人は掘、情けは味方、仇は敵」と、武田信玄が言ったそうですが、人格行動の伴った強力なリーダーの下に人は集まります。そういった意味でも素晴らしい四人でした。

私は家族経営を営む百性ですが家族経営から一歩でも進もうとすると、大なり小なりリーダーとしての資質も兼ね備えなくては・・と、意を新たにしました。幾つになっても勉強ですね!!!

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2016年6月 5日(日) 10:31

LIXIL

  昨日午前、久しぶりに社会人の体験がありました。依頼主はLIXILトラベルと言う会社から4月のはじめ頃、男女10人くらいの体験をしたいという予約でした。

体験する会社名やグループ名が分からなかったのですが、聞いてみるとLIXILと言う会社のユーザーの方々と言うことでした。それじゃLIXILと言う会社はなあに?想像もつかず引率者に聞いてみると「総合住生活会社」でサッシやトイレなどのインテリアやエクステリアなどを扱っており、今回の体験者はそのユーザー様だそうです。後ほどネットで検索(全く便利!!)してみるとトステム、INAX,新日軽、サンウエーブ、TOEXと言った建材関係の会社が合併して出来上がった会社のようです。専門外なので全く分かりませんでしたが、LIXILトラベルもその関連会社のようでした。

午前9時半から11時までの体験時間で、オープニングの30分は酪農についてのお話、その後搾乳体験、そしてウエモンズハートのジェラートを食べていただく・・・と言ったスケジュールでした。

SN3V0413.jpgこれはミルキングパーラーでの搾乳体験です。間近に見る牛の大きさに驚き、そしてパンパンに張った乳房とその温かさ、勢い良く出る牛乳に交互に驚いていたようです。

講義(農楽校なのでかっこつけて)をする教室からパーラーへ移動する道すがら、偶然にもエゾリスのお出迎えを受けたり直径45~50cmの針葉樹の並木やその下に見える鈴蘭に歓声を上げていました。

(平均年齢は決してお若くは無いようでしたが・・・・・)酪農の話には目をキラキラさせて聞いてもらい、搾乳体験も歓声を上げ、最後のジェラートも大喜び・・・受け入れる側としてもすごく楽しい体験でした。

皆様、こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。

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