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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2016年8月 9日(火) 10:02

生前退位

  昨夜より台風4号の影響で雨の十勝地方。少し涼しい・・・。  3日から始まった麦稈の収穫作業、古いロールベーラーなのと息子が使い慣れていないのとで遅々として進まなかったのですが、昨日は早朝から前塚さんの息子(北川さん)から「手伝うぞ~!」との申し出がありお願いした所昨夜10時頃までに全て終了とのこと。それまで息子夫婦と前塚さんの嫁さん(家付き娘)の3人でピストン輸送。数があるだけに全てを運びきれなかったようですが、梱包の方は全て終了とのこと。本当に回りに助けられて生きていることを家族共々実感です。

さて、7月中旬に天皇陛下、生前退位の意向・・・と言うニュースを載せましたが、昨日午後3時からビデオメッセージと言う形でそのお気持ちが放送されました。

SN3V0558.jpg見出しに有るとおり、皇太子を摂政にと言う前例もあるけれど、分け隔てなく公務を行うと言う観点からも難しいのではないか。それなら次の世代に全てを任せられるのであればそれが望ましいのでは・・とのお言葉のようでした。

SN3V0560.jpg日本国憲法には8条までが天皇に関するものだそうです。

マスコミなどでは生前退位後の身分は太上天皇と今上陛下との権力の二重構造になるのではとか、退位後の生活費や誰が面倒を見るのか、住まいは等と言った下世話な話ばかりが羅列されていて少々情けない事この上なき状態です。

天皇御本人から問題提起されたのですから、その思いを真っ先に考えてあげるべきなのに・・・

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2016年8月 6日(土) 19:22

酪農教育ファーム

SN3V0555.jpg2日前(8月4日)帯広畜産大学の依頼で、農業高校の教員対象の研修会を広瀬牧場"十勝農楽校"で開催した。4日間のスケジュールの内4日の午後に実施しました。

畜産大学でも酪農教育ファームの重要性を認め、当牧場で通常の体験の他何故酪農家がこういった活動に務める意義などを講演した。

IMG_2382.JPGIMG_2389.JPG

講義ではまず"十勝農楽校"のスケジュールに沿って行った。最初の講義のの部分では一番対象として多い小学校3~6年生を対象とした噛み砕いた分かり易い表現で講話を行った。

その後の搾乳体験では講話で話をした牛の飼養管理や牛の四つの胃の特性や成長の早さの特性などを振り返って貰いながら、それらの努力の結果として牛乳が得られるし、牛乳は元々母乳なので温かいことも確認してもうよう言葉掛けを行う。最後のアイス作りではどの家庭でも使われている道具を使って簡単に出来るアイス造りです。その試食がブレイクタイムにも成りリラックス。

そして最後に40分ほどの講義です。

IMG_2383.JPG酪農教育ファームの歴史と認証制度。国内での実施状況。そして何故365日休みのない酪農家がこんな活動をするのか。そしてこの活動が若い酪農家の自信ややる気に繋がり、果ては6次産業化にまで発展させる可能性を秘めた活動である。

そして是非農業高校でもこういった活動を取り入れてほしいことを締めくくりの話としました。

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2016年8月 5日(金) 11:32

夏到来

SN3V0553.jpg一昨日(3日)夕方、向いの畑から待ちに待った大型機械のごう音が聞こえてきました。そう、コンバインが満を持して稼動し始めたのです。

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唐突な感じで天気が回復し連日30℃を超え、昨日は32.3℃!全く体が付いていけません。しかし我が家では一年分の麦稈を収穫する大切な時期です。

SN3V0556.jpgトラクターを操縦しているのは息子。今朝早くに本当に短時間小雨が降ったけれどその後直ぐに回復。更に風も出て梱包には問題なし。彼は昨日から寝る間も惜しんで梱包開始!嫁を貰い、父親になり頑張っています。

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2016年8月 2日(火) 17:42

拓聖

 

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今日帯広市役所の依頼で、松崎町の子供たちの体験があった。写真にあるとおり十勝農楽校のオール体験(①酪農の話②搾乳体験③アイスクリームづくり体験)でした。特に①の酪農の話については体験者のニーズに合わせてアレンジしながら話をさせていただいています。

依頼文にあるとおり松崎町は開拓姉妹都市で、十勝・帯広の開拓は明治16年、静岡県松崎町の豪農の次男依田勉三率いる開拓移民団「晩成社」により開拓の鍬が下ろされたのでした。彼らは郷土の偉人の足跡を巡るべくこの十勝に来たのでした。

今回は依田勉三がいかに十勝の農業の発展に尽くしてくれたのかと言うことを、話させていただきました。

SN3V0552.jpgたまたま友人の佐々木畜産の社長からメールに添付された読売新聞のコラムがありそれを参考にさせて頂きました。コラムによると十勝入植から10年後の1893年(明治26年)函館に「マルセイ牛肉店」を開設し、毎月20頭以上の牛を十勝の牧場から函館迄歩かせて運んだと言う記録があるそうです。アメリカの西部劇のように馬に乗って追い立てて行ったのではなく、おそらくアイヌの人々の手を借りながら日高山脈を超え、勇払原野を横切り、噴火湾を望みながら渡島半島をぐるっと回って函館へ行ったことでしょう。何日かかったのか?気の遠くなる話です。酪農も始めバターを作りこれも函館まで運びました。このように先人のたゆまぬ試行錯誤の結果、日本の食糧基地とも言われる十勝農業の基礎を築いたのでした。

訪問団一行は昨日静岡県三島を発ち十勝入り。そして超人的なスケジュールの下、今朝一番に広瀬牧場での体験と成り、我が家でも搾乳の準備など息子夫婦や店長の助けがあったればこそ楽しんでもらいました。

SN3V0549.jpg広瀬牧場での体験の後、ジャガイモ掘りをする予定のようでした。

スケジュール表によると明日はアイスアリーナでスケートをし、六花亭本店でお土産を買い、中札内の美術村で昼食の後飛行機で帰路につき夕方には松崎町の親元に帰るようです。

大臣や議員さんのように分刻みのチョー過密スケジュールでかわいそうでした!

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2016年7月31日(日) 10:41

2012/1/17

  思い出話をひとつ・・・

昔々その昔、ウエモンズハートではソフトクリームを売り込むために、全国行脚をしておりました。遠くは福岡県中間市。近くは帯広の藤丸(近すぎか)。多くは関東そして関西方面でした。

タイトルに有るこの日は、ウエモンズハートは冬期休暇中。牧場も朝夕のみで日中はリラックスというシーズン。多分関東方面で行われた催事が終わり、夕方の飛行機までの時間を使って、あるところを尋ねて来ました。

120117_1125~0001.jpg店長から顔を背けて(失礼!)立っているこの像誰だか分かります? えっッ、いまいち?それでは・・・

120117_1126~0002.jpgこの像は柴又駅前に立っております。ということはあの像は「男はつらいよ」の主人公、フーテンの寅こと渥美清なんですね。駅の右側に目を転ずると・・・

120117_1129~0001.jpgフーテンの寅さんが産湯を使ったと言う、柴又の帝釈天。その参道で昔懐かしい感じの出店がずらり・・・・

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参道の奥に見えてきた帝釈天!!

なかなか遊びだけでは行けない催事を大義名分としての"プチ旅行"。

体調を崩してこの方2年ほどプチ旅行、否催事から遠ざかっている淋しい日々です。

元通りは無理としてもプチ旅行くらいできるように元気になるぞ!!いやいや教育ファームのフランス、ジェラートのイタリアにも・・・

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