我が家の水問題
今日6月19日も曇り、そして寒い!日曜と言うのに・・・・!!
今日の本題へ。
昨年は渇水の年のようで、十勝管内各地で地下水位が下がったという声が聞こえて来ました。我が家も井戸水の水位が下がったのか防除用の水を汲むのに非常に時間がかかっていました。そして今年、雪解け水で地下水位も充分に上がっているものと思いきや上手く汲み上げられない状態。そこで息子、水道業者に診てもらうと、ポンプが非常に古くなったのと"カナケ"の水垢で揚水能力が激減していることが判明。そこで昨日、井戸用のポンプを取替えました。井戸の位置は・・・まず・・・・
サイロの模型が我広瀬牧場の正門です。右のサイロのすぐ後ろに私に似た狸が守衛をしている赤い三角屋根の白壁の建物。これが水道小屋です。
少々?いや随分古い建物ですがその前には、暑さ寒さ、照る日も曇る日も、そして吹雪の日も私(手前)と家内(奥側)がけなげにも守衛役で立っています。この中には直径60cm、深さ15mくらいの井戸があり、"カナケ"が非常に強いのですが水量は豊富です。
設置には専門業者に来てもらいました。(言っても詮無いことですが、元気なら自分で出来る作業です・・・)
"山椒は小粒でもピリリと辛い"と言うように、非常に小型ですが揚水量は抜群のようです。1300Lのスプレーヤーに汲み上げて見ると15分くらいで満タンになったそうです。
数年前から国の補助事業"灌漑排水事業"でなんとか営農用水を引っ張ろうと思って行政に働きかけていましたが、芽室分では設置終了。帯広川西分は需要調査及び設計も済み今年度から着工と言うことで、何れも計画変更は到底見込めないような状態でした。西帯広地区全体として営農意欲の低い所はそういった補助事業が素通りしてしまう傾向にあります。逆に6次産業に取り組もうと思うと、市街化調整区域(都市計画法)内なので純粋に農業しか認められないなど理不尽な地域です・・・・オッと、また不毛な愚痴のオンパレードになりそうなのでこの辺で・・・・・・・
先ずは、水問題解決!
雨上がり
"インバウンド"などと言う聞いたこともないカタカナ語が新聞紙面などに踊っています。西洋言葉に疎い私としては、本来の意味は分からず、"ニュアンス"として「訪日観光客」とと言った意味で使われ、昨年は"アベノミクス"(これも良くわからん!)の効果で訪日客は過去最高、その経済効果は計り知れないもので、地方でも総合的な魅力的を"アピール"しよう・・・などと行政や商工会などは血眼になっているようです。
「そんなのカンケーネェ!」と思いますが・・・・
ウエモンズハートを"オープン"してから17年になります。その間、毎日の客の入り数、そして天候、気温を記録し続けています。それによりますと"ピーク"は5月の連休から8月一杯のその間の祝祭日。つまり曜日と天候、気温が最も大きな変動要因です。所謂"インバウンド"を取り込むと言ってもその増加には連動していないことは明らかです。
今月に入ってから週末の天候不順が続いています。
駐車場にも水溜りが・・・
道路も少しずつ乾き始めて・・・
駐車場に長雨の後にだけ出来る"逆さウエモンズハートマーク"?何ちゃって!!
こんな短い文章にカタカナ語を7個も使ってしまった・・・・・
腹違い・・・
どうです?私達良く似ているでしょう・・・
後ろの子も含めて私達三頭、異母姉妹(同じお父さん)なんです。誕生日もすごく近いし・・・
「えぇ~~!なんておっしゃらないで下さい。皆様の世界ではもうお妾さんとか腹違いの兄弟姉妹なんて言うことは殆ど聞かなくなった話でしょうが、牛の世界では極めて当たり前のことですから!私達のおかあさん達は自分で彼氏を見つけたり結婚なんて出来ません。飼い主様が私達のお母さんにふさわしいと思うお父さんを見合い写真・・ではなく、"カタログ"から選びます。お母様の体型や能力の足りない部分を補ってくれそうなお父さんを選んでくれるのです。ですから私達はきっとお母様よりミスユニバース日本代表に近かったり、オッパイの形も良く大人になったら沢山のお乳を出して見せるわ・・・!」
「でもまだ私達にはれっきとしたお母さんがいるけど、他所には借り腹といって知らない牛の♀と♂の受精卵を移植され他人様の子供を産む方達もいらっしゃるの・・・!その子達は自分が何ものか知る由も有りません!」
「レ・ミゼラブル」
液炭
液炭と書いて"えきたん"と読みます。皆さんこの固有名詞、ご存知でしたか?
日本液炭株式会社の略称で"液炭"と言い、炭酸ガス製品の製造、商いをされているそうです。
パンフレットによりますと・・・
図のように営業ジャンルは多岐に亘り、農業や飲食関係にも相当深く係わっているようです。炭酸ガス充填パックで花や野菜果実の鮮度保持。炭酸ガスを使った害虫駆除や促成栽培など。又われわれに最も身近な所ではドライアイスや炭酸飲料・・・・。その他医療、工業、汚水処理などの化学、消化ガス等々・・・・。そして最近ではNOx削減と言う法規制が強化されディーゼルエンジン車には"AdBlue(高品位尿素水)を添加しないとエンジンをスタートさせることが出来ないようになってきているそうです(知らなかった・・)。このAdBlueを国内で液炭一社で製造販売を始めたそうです。
この営業・生産内容の中のアドブルーと言う項目が環境関連産業と言うことで今注目されているそうです。
私どもの牧場がこの液炭と業務提携を結ぶとか、そんな大それた話ではありませんし、有る訳がありません。しかし、害虫駆除、花菜類の鮮度保持、成長促進など今後我が家の農業に関連してくるかも知れません。翻って24~25年ほど前、我が家で大手住友化学のバイオガスの実証プラントを造りガス発電の可能性試験をやりました。ジャンル外の事って面白いですよ!
9日の投稿での"大人な四人"のところでご紹介させていただいた大手運送会社の顧問〇井〇美さんが、上記液炭の執行役員「〇谷〇一氏」と北海道支店の「〇村〇秋氏」を伴い尋ねてきてくれました。
平成3年に消費者交流を始めてから様々なジャンルの人たちが尋ねてくれるようになりました。その人たちは自分にない専門知識を豊富に持った方々です。つまりこの25年間で、生き字引と言いますか、生きた人間の百貨辞典のページを沢山重ねることになりました。先日はLIXIL。そして昨日は液炭が新たに一ページ加わりました。
仲良し
昭和2年(1927年)一月生まれの彼氏?89歳と平成27年(2015年)二月生まれの彼女?・・・・・
時々喧嘩もするけど、大半は彼氏の負け!!?
今日は二人仲良くテレビ鑑賞・・・・・・