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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2017年5月 6日(土) 09:17

責任

  昨日も1400人ほどのお客様にご来店いただきました。ありがとうございます。そんな中トイレが使用不能になり皆様にはご不便をおかけしております。なにぶん連休中のため8日月曜日にしか修理が来てくれません。本当に申し訳ありません。

そんな大賑わいの中で、「14年ぶりに来たけど変わらない味で、本当に美味しかった。ありがとう。これお土産です。」と、声をかけてくれた中年の男性がいらっしゃいました。

IMG_0663.JPGIMG_0662.JPGこんなお土産です。躊躇している店長にその男性は「以前帯広駐屯地に勤務していた自衛隊員でその頃はよくウエモンズハートさんに通っていました。その後佐世保に移動になりあちこち食べ歩きましたが、ウエモンズハートさんの味が忘れられなくて・・・。14年ぶりだけど当時と全く変わらない美味しさで感動しました!」と、興奮気味に話していたそうです。昨日はどうやら6種類のジェラートを食べ、「明日も来ます。」とも言ってくれました。

 大勢のお客様に来ていただくのは本当にありがたいことですが、14年も前の味が懐かしくて来ていただくお客様がいらっしゃる。本当に嬉しいことですし、店長の口癖の「変わってはいけないことはきちんと守り、変えなくてはいけないことはとことん変える」と言ったことが評価された瞬間でした。

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    いつ来ても変わらない美味しさ!。これを守っていくのも我々の「責任」です。

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2017年5月 5日(金) 17:43

コブシ

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2017年5月 5日(金) 10:07

下呂温泉

  先日の四日市での結婚式の続きです。

下呂温泉「湯の島館」に逗留したのですがそれには目的がありました。

一つ目:店長と私、疲れの取れ難くなった体を温泉で癒す事です。

二つ目:53年前の酪農実習生の松井粂造さんと会うことです。

今現在下呂温泉の小川屋という温泉旅館で働いていることが分かり尋ねてみました。するとどうでしょう・・あけてビックリ玉手箱!

IMG_0573.JPG手前から、自分、家内そして松井さん。連絡を取り合ってお会いしたからいいようなもの、お互い松井さん?広瀬さん?と確認しあうほど変わり果てた姿に驚きでした。それもそのはず、当時の松井さんは20才のがっしりした体格だったし、自分はと言うと11歳の美少年。それが松井さんはそれ以来営繕とはいえサラリーマンでしかも73歳。自分は青年時代を飛び越し高齢者の仲間入りを果たした肥満爺です。

松井さんは飛騨の山間部の百性の生まれ。アメリカへの酪農実習を目指して事前に北海道へ、という事で我が家に実習に来たそうです。その後ベトナム戦争が激しくなりアメリカへの研修生派遣事業がなくなり、アメリカ行きは雲散霧消。その後この小川屋さんに勤め50年目だそうです。当時の思い出として・・

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昭和39年1月に父が松井さん宛に送った手紙を今も大事に保管していました。律儀!

更に彼の奥さんはタイの女性で40才の時かの地を訪れ、15才の少女と結婚し今に至るも奥さんは寒い日本に住みたがらず子供や孫達とタイに在住。現在自分の末娘は6才。孫も6才だそうです。驚き!!

IMG_0567.JPG犯罪?に近い年の彼女と出会ったときの写真だそうです。

兎も角元気そうでした。

三つ目:我が家に代々伝わる系図の真贋を確かめようというものです。

IMG_0643 (2).JPG赤線の引いてある、「飛州間下明神ノ社主方ヘ偶居」の部分の確認が目的です。

下呂温泉の谷合を流れている川は飛騨川でその昔は益田川と呼んでいたそう。そして今の下呂市は旧益田郡の萩原町、小坂町、下呂町、金山町、馬瀬村の5町村が20年ほど前に合併して生まれたそうです。益田川、益田郡と間下と字が違いますが江戸の昔は漢字ではなく読みが同じことが大事だったそうです。

間下明神の手がかりはつかめませんでしたが、下呂駅の向かいの明治屋という蕎麦屋で昼食をとっていると家内がこの地域のミニコミ誌を見つけたでは有りませんか

IMG_0641.JPGこれは3ヶ月に一度の刊行物で、編集責任者の名前が載っているでは有りませんか。思わず店の人に聞くとその店のご主人がこの編集に携わっているとの事。お呼び頂きました。

IMG_0590.JPGロマンスグレーの男性が明治屋のご主人齋藤さんです。

聞く所によると下呂市の前身、益田郡の歴史を守ろうということで活動しているとの事。神社仏閣に詳しい会員もいるので詳しく調べていただくことを快諾していただきました。

今後の系図の解明に向けて一歩前進した旅でした。

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2017年5月 4日(木) 10:17

google

  連休2日目、天候にも恵まれウエモンズハートは早朝から大勢のお客様にご来店いただいております。本当にありがとうございます。

連休初日の昨日5月3日も、朝から天候も素晴らしく例年通り大勢のお客様にお越しいただきましたが、お客様の対応に大わらわの中営業しているかどうかと言った問い合わせの電話がひっきりなし。その電話が20本余りも続くとさすがに不思議に思った店長が、電話を寄こしたお客様に「私どもは4月1日から10月いっぱいまで休み無しで営業しております。」とお話をしたら「ネットで検索をしたら"水曜定休日"と書いてあるので休みかな、と思い電話しました」と教えていただきました。早速ネットで「ウエモンズハート」を検索してみると・・・

IMG_0648.JPGグーグルのサイトの画面右にウエモンズハートのクチコミ情報や店内風景がアップされ、そこにはご親切にも営業日や営業時間まで載っているでは有りませんか。良く見てみると3月の水曜定休と言う古い営業情報が書いてありました。慌ててホームページの管理をしていてくれている辻田茂生氏に電話をすると早急に訂正してくれました。その間も問い合わせの電話がひっきりなしでしたが、その作業が終わった直後から問い合わせの電話はピタッと止みました。考えてみると4月中も水曜日の来客数は天候に係わらず、極端に少ないね!?とスタッフとの間では話していました。googleのサービスとは言え、こちらの身に覚えのないことが一人歩きしているネット社会の怖さをも考えさせられました。昔々60年ほど前のこと、明治9年生まれの曾祖母が「誰が見ていなくてもノノさん(仏さん)が見て御ざるでな!」と言われたことを思い出しました。

庭では一番日当たりの良い所でコブシが満開(いやすでに散り始めていますが・・)でお出迎え!

IMG_0651.JPG住宅の前では「木陰?さくら」が咲きはじめました。しかも天辺から・・

IMG_0646.JPG面白い咲き方でしょう!

 ウエモンズハートはというと朝から大賑わい

IMG_0652.JPG「えっ?お客様来ているの?」なんて言わないで店前の庭木の間を透かしてみてみてください。車がいっぱい。店の中でもお客様で溢れています。ホントですよ(スミマセン、お客様に面と向かって写真を撮らせていただく勇気が無くて・・・)。お子様連れが多く、「わたし抹茶、ボクはダブル、ダブル、ダブル・・」といった常連さんのような子供さんの声が響いています。

  本日晴天の帯広。最高気温は29℃の予報。空気は乾燥しているし絶好のジェラート、ソフトクリーム日和です。

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2017年5月 3日(水) 15:59

命の切符

  今日5月3日憲法記念日で祝日。お陰様でウエモンズハートも大賑わい。ありがとうございます。

さて、昨日帯広厚生病院へ定期受診で行って来ました。四日市での結婚式、下呂温泉への遊行の疲れもなく所謂BNPの値は100代をキープ。ホッと一安心。

体も軽く(体重は減ってはいませんが・・・)一息に歩ける距離も100mくらい。昨年の体調から見たら格段に好調。しかし小山先生には、拡張型心筋症は殆どの場合元通りの心臓に戻ることは考えられないので、油断しないように!ときつく釘を刺されてしまいました。そんな難病の解決方法は、心臓移植もしくは先端医療の心筋シートを作製して心臓に貼り付けるという治療法しかないそうです。先月25日逗留先の下呂温泉まで電話を掛けていただき、大阪大学医学部の澤芳樹教授とコンタクトが取れ、受診の有無を確認されました。

 昨日の受診の際、小山雅之先生から予約表を手渡していただきました。所謂「命の切符」です。

IMG_0633.JPG 受信日は5月8日。それ以後の入院行程表は全く手がかりが無いのですが、まずはお任せ。俎板の上の鯉です。

自分自身の大腿部から筋芽細胞を取り出してシート状に培養し、傷んだ心筋に貼り付ける?(縫い付ける?)手術で、まだ保健医療の対象には成っていないそうです。

目玉が飛び出るくらいの費用を覚悟していますが、拡張型心筋症の5年生存率は76%。大事にすれば7年や10年は生きられるよ!とも言われている中で、3月31日に高齢者の仲間入りを果たした今、命とお金の重みを秤にかけてしまいます。そんな事を口に出すと息子は初妊牛を10頭前後売れば半分位の費用は捻出できるとか、家内や両親は貯めたお金を提供してくれると言ってくれます。ひねくれた様な馬鹿なことは言わないで素直に先端医療を受けてきたいと思っています。

IMG_0636.JPG拡張型心筋症で苦しんでいる皆様。状況を随時ご報告いたします。

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