の~んびり、いきますか!
お盆以降天候が不安定です。
府県で土砂災害が頻発していますが、それほどではありませんが十勝の秋らしい澄んだ空は隠れっぱなし。
牛の餌の収穫が思うように進みません。今月は二番牧草の収穫の後、5haのコーンを早刈りし9月早々公社営の事業で牧草を播きつける予定のようです。息子が折角企画して進めている事業なので上手く言ってほしいものです。
事業の事もありますし、更に言えば餌は適期刈り取りが基本ですが、いくら「基本!」「基本!」と叫んでも天候に左右される作業なので、じっと耐えるしかありません。
JC
2ヶ月ほど前から、隣町芽室町青年会議所(芽室JC)から申し込みのあった酪農教育ファーム体験を今日午前9時から実施した。
体験者は青梅JCが集った地元の中学生15名とJCメンバー合わせて29名。
今日の帯広は最高気温が29.8度にもなるくらいなので朝から暑い日で、子供たちも早朝の体験とあって半分は寝ぼけ眼のような心もとないスタートでした。しかし、子牛とふれあい、搾乳をしアイスクリームつくりへと移っていくうちに皆さん結構のりのりになって楽しんでくれました。
川越市青少年を育てる市民会議
今日午前、第13回目となる川越市少年の翼事業で昨年に引き続き44名の中学生と10名の引率(リーダー他)の方達の体験があった。
川越市には22校の中学があり各校選抜された2名ずつ44名(写真の子達)が道内を回って研修をしているそうです。
50年前の自分の中学生時代と違って驚く事は平均身長が伸びている事です。40人の中に入ると森の中に迷い込んだようで、説明をしていても大きな声で自分の存在をアピールしているだけのような不安感を感じ心もとなくなります。
それからこちらの質問にも積極的に挙手して応えしかもはっきりと自分の考えを述べるなど、物怖じしない子達が多いと言う事も驚きです。
今回は、宇宙船地球号に乗り合わせている人類は、目先の事で喧嘩などしている暇など無く、100年、200年あるいは1000年と人類が暮らしていける環境や食を如何に残していくか、その事を考えなければいけない、と言ったことをテーマに体験をしていただきました。
今日は清水で昼食を摂った後、日高まで移動、明後日には川越に帰るそうです。
帯広盲学校
昨日は帯広盲学校の小学生たちが牧場体験にやって来ました。路線バスで最寄のバス停で下車。最寄と言っても我が家から1Kmも離れた所で更に高台に位置するため上り坂もあり、結構きつい移動だったと思います。
しかしその疲れも見せず到着早々皆元気良く、握手で挨拶をしました。
これはFRPで出来た牛の等身大の模型です。彼らの大半は牛に触れた事(見る事が出来ないので)が無く牛というものを理解していないだろうと言う事で、まず最初に全体に触れる事で牛の形を理解してもらいました。
「体でっかい!ボクより大きいんだ?!」「ここは目だ!耳!口もある!」「おっぱいはどこ?」「尻尾大きい」等々子供たちは初めて知る牛の大きさに感動しきりでした。
次は牛の食べる草で、チモシーです。
映像が少しぼやけていますが、子供たちは触れた様子でネコじゃらしだ!と歓声を上げていました。少し違うけど牛たちが大好きな草だよ!と言うと頷いていました。
次も牛の好きな草です。
そう、これは赤クローバーです。子供たちの反応はと言うと花の部分を甘いんだ!と口々に言っていて、親や周りの人の助けを受けて結構な知識があるんです。
次も牛さんの好きな・・・・・
そう、とうもろこしです。
大半の子も、とうもろこしが大好きのようでしたが、さすがに牛さんのように茎や葉っぱと食べる子は居ないようでした。でも牛さんはこんな硬い茎や葉っぱを食べて美味しいミルクを出してくれるんだ!と感激していました。
次は牧草や寝藁のロールの山のトンネルをくぐって牛舎へ移動。干草と麦稈の匂いの違いから、飼料と寝藁ににする物の違い?分かってもらえたかな?!
そして搾乳体験では牛や出てくるミルクの温かさに驚いていました。
子牛とのふれあいも大きさや形を理解していたせいか、あまり怖がらず積極的に触れ合っていて、4年生くらいの一人の男の子はなついたり手に吸い付いたりしてくる子牛に感動し、牛を飼いたい、牧場をやりたいとしきりにいっていました。
最後にはアイス作り体験。
一班に一人ずつ付き添ってくれている先生方に手助けしてもらいながら、全員完成し美味しいといいながら試食、そしてきれいに平らげていきました。
全ての体験が終わり、帰る時になっても先ほどの小4君は「牧場を始めるにはお金が沢山要るんですか?」「やばい、ボク牛大好きになっちゃった!」「どうしたら牛を飼えるんだろう?」と矢継ぎ早に質問を投げかけてくれました。
嬉しい限りです。牛屋冥利に尽きます。
皆、本当に感動を有難う。これだから酪農教育ファーム活動は止められません!!
富良野高校PTA最高
昨日二番草の収穫再開です。
うす曇の天気でしたが、牧草の切込みには持ってこいの天候でした。
そんな中、富良野高校PTA事務局の方から、予定より早めに着くかもしれません、との連絡が入り約束の10分ほど前に大型のバスが到着しました。
そして早速終了予定時刻も10分早めてください、との釘刺し。
20名の方々の内農家の方は数名。「酪農関係の方は居ないので、私が先生で間違い無しです」と言う事で、私の酪農の話も笑を取ろうと意識して話している所では予定通り(打ち合わせはしていませんが)笑ってくれるし、本当に楽しく体験を進行させて頂きました。
アイス作りでは、私がスタートと合図してから10分以内には皆さんしっかりと試食タイムに入っていますよ!と予告しながら始めました。
「そんなに簡単に出来るんだ?」「隣には負けないぞ!」など口々にしながら製造開始。そして10分後には本当に簡単にできるんだ・・!と言いながらパクパク!
「うわあ、美味しい!」「牛乳がいいからかな?」「今度家でもやってみようと思うけど、市販の牛乳でも大丈夫?」などなどわいわい言いながら完食。
最後にウエモンズハートのジェラートを一種類サービスで食べて頂き、大喜びで広瀬牧場を後にしました。
富良野高校PTAの皆さん、有難うございました。
そして牧草の切り込み再開。夕方4時頃一枚の牧草畑終了。
残るは5ha。雨でぬかるみなかなか畑に入れず・・・・・・・・。
25日朝上京予定なのでそれまでに終わらせようとあせっているんですが、天候が儘ならず!
さあて。今日は午前10時から帯広盲学校子供たちの体験予定です。伊勢先生との打ち合わせどおり、頑張ろう!楽しみです!!