相次いで・・・
昨日の大雨と打って変わって、今日は曇り時々晴れ。気温も高くなり、息子は早速残りの二番牧草を刈り取りに行きました。もう刈り遅れ始めているので、頑張って収穫しないと。
そんな中、今日は二件の見学と体験に振られてしまい、落ち込んでいる所です。
一つは午前10時に韓国のチーズ科学高校の研修旅行の下見に2名の先生方が見える予定でした。結局夕方5時現在何の連絡もありません。10月15日の研修は実施するのかしないのか、どうなっているんでしょうか。
もう一件は、午後1時半にアイスクリーム作り体験を予定していた、老健施設さんです。予定を1時間ほど過ぎた頃介護者に引率されたお年寄りたちがアイスを食べにきました。引率の一人に体験の事を聞いてみると、お話をお聞きして障害がある方が多いので、体験は無理かと思いやめました。だって!?
体験が出来るかどうか日時まで確認しておいて、その後音沙汰無しで当日まで放置し、挙句に止めました!は無いと思いますが、如何でしょうか?
個人の体験は年に数度、無断のキャンセルが発生しますが日に二件は初めてです。
落語で言う長屋の楽隠居の手遊びなんかじゃなく、農作業の合間を縫って体験を入れている方としては、人間不信に陥ってしまいます。
明日は富良野高校のPTAの方たちの体験です。
明日は大丈夫でしょう!!
骨休め
十勝・帯広は久しぶりに朝から雨降りです。
やらなくちゃいけない仕事は沢山あるんですが、朝から雨だと心なしか少しゆっくりした気持ちになるのが、百性の性か!春に種を播いた作物は徐々に実をつけ始める季節になりもうあまり雨は必要ないんですが、なんとなく心の余裕と言うか開放感みたいなものを感じるのです。本州のように一時間に数十ミリから百ミリと言った豪雨じゃないので尚更時間の流れに身を任せている・・とでも言うのか、兎も角ゆったりとした時間が流れています。
庭にある樹齢70年ほどの栃の木の大木が実をつけています。
これは春先にこんなきれいな花をつけていました。
花は沢山咲いているんですが、受粉して実がつき始めると自然に間引きされて5%程度しか成熟しません。親に負担をかけまいとする自然の摂理か、兄弟に負けまいとして競って養分を多く吸い取った実だけが残るんでしょうか。
栃の木の生態までは良く分かりませんが。
昔は凶作のときの大事な食糧にもなったとか。実自体は大きな栗ぐらい有り一本の木からバケツ数杯は収穫できます。アク抜きの方法が分からないのと、食糧の調達に苦労しない今の時代には、今度、今度と思いながら十数年も経ってしまいました。
今度とお化けには会った事が無いといいます。
ですから、今後このブログには栃餅を作ってみました!と言うニュースは載らないでしょう。
さあて、ウエモンズハートでかあちゃんの手伝いでもしましょうか。
ホッとかちサマーフェスタ
季節の移ろいも早く、お盆も過ぎてしまいました。
八王子の催事が終わり、二番草の収穫も進み始めています。
そんな忙しい中、昨日は幕別町の百年記念ホールでホッとかちサマーフェスタ(JC主催)が開かれ、ウエモンズハートはカップジェラートの販売を請われ、行って来ました。JCの担当者は当日は1万人くらい集まるのでは・・!、ですからなるべく欠品の出ないようにご出店お願いします、とのことでした。
会場は屋内と屋外に別れていて同時進行で音楽祭みたいな事をやっていたようです。
屋外は十勝管内在住の素人シンガーソングライター3人とヨサコイチーム本当の演舞があったり・・ しかし、司会のJCメンバーは下準備も良くなくトークが間違ったりつっかかったりで、お笑いにもならず・・。また出し物と出し物の間の30分などは音楽が流れているわけでもなく、JCの一番悪い癖(自己満足だけがぷんぷん臭っていた)が出ていた。
そして夕方の4時過ぎになって、屋内でのコンサートが終わって(あまり有名人は来ていなかった)ようやく人がぞろぞろ、しかも200~300人程度。
どこが1万人?
午前11時のオープンにあわせて池田高校の吹奏楽部の演奏ですが、人の居ないこと。閑散とした写真の風景は売上の寂しさを暗示しているようですが、現実のものでした。
軒を並べた20軒ほどのテキ屋的な店も人の入りのあまりの少なさにただただ呆然・・・。
商売の難しさ、改めて感じさせられ、主業たる農業を本当に大切にしなければと決意したしだいです。
百性は百性!!!!
まさかっちゃん
昨夜、幼馴染の「〇〇正和さんこと、まさかっちゃん」のお通夜があり、お参りに行って来ました。享年66歳。
昭和24年8月23日生まれと言っていたので、2学年上だったんですね。
幼馴染ながら良く知らないとは之如何に!?
私どもの住む帯広市36区地区は芽室町の北伏古地区と隣接していて、家は近くなので良く遊んだんだけれど、小学校に上がってしまうと徐々に疎遠になっていました。
小学校に上がった昭和32年の春、となりの「まっちゃん(小学6年生)」とうらの「ひろしちゃん(小学4年生)」との3人で「まさかっちゃん」の小学校で運動会があるから遊びに行こうと言う事になりました。
自分たちの通う小学校とは正反対の方向にズンズン進んでいくと帯広川があり、そこにかかる"境橋"を渡り更に半道ほど進むとスピーカーから流れる大音量の軽快な曲が聞こえてくるではありませんか。緩やかなのぼり坂を上りきると万国旗の下で小学生たちが走り回っているではありませんか。地区では農作業も一段落したおおぜいの家族たちがござを敷き弁当持参で見物に訪れごった返していました。
「まっちゃん」や「ひろしちゃん」に連れられた初めての小旅行。帯広川の南側に人が住んでいたことに驚いたことを今でも忘れません。こどもの世界の如何に狭い事か。
その後まさかっちゃんは食肉検査センターに奉職。
進む世界が変わり殆ど疎遠でした。
少し早すぎる死でした。
合掌
八王子の報告
先日も書いた八王子での催事の写真が事務局から送られてきました。私だってまじめに働いているという証拠写真です。
事務局から送られてきた写真、良く見ると3枚とも私にはピントが合っておらず、いい男台無し!
でも、ソフトクリームの巻き方、ツルータイプモデルの様でしょう。何本巻いても同じように出来るんです(ちょっと自慢げ!!)。ここまで来るのに、店長の叱責やお小言そして励ましてもらいながら、そして何千本か巻いてようやくです。
ウエモンズハートオープン3年目くらいから大阪梅田大丸百貨店の催事に出展し始めました。最初は力仕事係のつもりでついていっていたんですが、やはり店長も人の子?!、トイレも行きたけりゃ昼食時間も必要です。最初は早く帰ってきて!!なんて駄々っ子のように甘えていました。
店長が留守の間に限って、お客がひっきりなし。牧場のオヤジなんでトラクターの運転なら上手いんだけど、こればっかりは・・・、と言い訳しながら大きめに作っておいたから!!なんて不恰好なソフトクリームを手渡していました。お客さんも苦笑いするばかりでした。
それが今では、"このソフトの巻き方すげー上手いんじゃないの・・" "わぁ~、上手!!オイシソー" また先に受け取った人のソフトクリームと見比べながら"全くおんなじ~~"なんていわれることが常となりました。
食事の盛り付けと同じで、空腹を満たすためにお金を出してくれている訳じゃないんですね。
これから年老いて手が震えて巻けなくなるまで、今後も精進します。