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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2023年2月 2日(木) 15:09

はつばあちゃん

 昭和38年2月2日早朝、小学1年の妹が「兄ちゃん、はつばあちゃんが死んだみたいだよ」と
部屋に飛び込んできた。未明のまどろみの中での妹の声に「えーッ、まさか⁉︎」と言いつつ布団の中でグズグズしていると、
妹は焦れたように「兄ちゃん!ホントだっては!早く早く!」と急きたてる。
妹のただならぬ様子に漸く跳ね起き、階下のばあちゃんの部屋に行くと、緑ヶ丘の開業医でかかりつけ医の
佐藤先生が診に来てくれていて、丁度家人に臨終を知らせている所だった。
 はつばあちゃんは明治9年生まれで私の曽祖母。
数えで88才の高齢であったが、耳が遠いくらいで病気知らず。前日の晩御飯では
「おいしい、おいしい」と洋皿一杯のライスカレーを平らげていたので、はつばあちゃんの死は
余りにも突然すぎて、信じられなかった。
 おばあちゃん本人も、自分の死に気付いていないのではと思うくらい、穏やかな顔をしていた。
 
 時は1963年。東京オリンピックの前の年で自分が小学5年生。
丁度60年前の今日の事だ。
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2023年1月31日(火) 16:04

長章さんご苦労様!

 帯広物語り。
一つの幕が降りる!38CE90F8-E9A3-4862-9E57-056D230BD2BF.jpeg

バトンを次の世代に繋ぐ事が出来なかった無念さが...9621E575-9E9A-421E-8A7E-7C6E5D4342CE.jpeg

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藤丸で1月12日から16日まで開催されたmilk@ natural cheese fairに出店させていただいた時、
会場を確認する為回って来た長章さんと、社長として最後の写真を撮らせて貰った20CB05F8-ADB0-48F4-B817-F00C951662B2.jpeg
長章さんは昭和63年、私がJCに入会した時の理事長であり、家内の実兄の亡片所幸一とは大親友。
又平成2年には長章さん始め10名程のJCメンバーと共に10日間程、統一されたばかりのドイツ旅行に
私の代わりに眞由美を連れて行ってもらっている。
長章さんはそんな友人でもある。
13日、イベント会場では長章さんは「後20日程になってしまいました。万感胸に迫るものが有ります。
寝付かれない日々です。」と話していた。

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2023年1月28日(土) 06:52

紅毛碧眼の中国空軍パイロット

 昭和12年(1937).盧溝橋での一発の銃声から日本軍と蒋介石軍が衝突。
しかしだんだんエスカレートし、日支事変として蒋介石逃げ回る後を追いかけ、中国内でどんどん戦線が拡大していく。
日本は明治以降幾度となく大きな戦いを繰り返していくうち、航空機を使った戦いを世界に先駆けて
編み出して行く。
当に蒋介石が逃げ回る先々、南京や重慶など中国大陸での戦いに爆撃機を投入、大活躍した。
それに対して蒋介石軍も、持っていなかった空軍を突如繰り出し、空中戦を繰り広げる。
 その戦いで中国軍機の操縦士は、殆どが紅毛碧眼の白人ばかりだった。

自国の利権を最優先に考え中国を支援するアメリカは、蒋介石の空軍力を組織し支援するため、自国の操縦士を退役させ新たに義勇軍を創設。
航空機と退役軍人を蒋介石軍に供与。
昭和16年に米英に宣戦布告する遥か以前から、日米は中国の空で戦っていた。
歴史は、宣戦布告も無しに真珠湾奇襲攻撃を行った卑怯な日本とレッツテルを貼っているが...
いずれが卑怯か...


そして80年後、ロシアとウクライナの宣戦布告なしの戦いが始まり、NATO諸国のウクライナ支援
が拡大。
そしていよいよ戦車の供与が始まる。203421FB-36BA-4A7B-AFD9-CF38547EB9B2.jpeg
ロシアとウクライナ、何に正義があるのか分からないが、欧米のやり口、同じ事の繰り返しだ。
140両の戦車に退役軍人が乗り込み、ロシアと戦っているのか?

日本と中国の戦いかと思いきや、世界各国の思惑でコントロールが効かなくなって
第二次世界大戦となっていったが、まさか第三次世界大戦にエスカレート⁉︎

80年たった今も早期解決に向けた人類の叡智は働かないらしい。

国連がsdgsをいくら訴えても空念仏だ。

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2023年1月27日(金) 12:42

札医大

 今日は月一の札医大受診日だ。
朝遅くホテルを出て病院。
受付を済ませ、指示通り検査。
それぞれの検査室を廻り、いま一階のスタバで休憩中。
サンドイッチとコーヒーを家内が注文し運んでくれる。
検査結果がでたら、小山先生の診察だ。
家内のワーファリンの値は⁉︎

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2023年1月26日(木) 14:33

百姓の責務

 今、26日午後2時30分の札幌の天候73023ACC-1BB6-45A9-B52D-1C453758D302.jpeg
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前日入りで、ホテルの20階から高見の見物。
さてこの余裕の時間。普段は殆ど見たことはないのだが、何気なくTVをつけると、
「NASA.小惑星の軌道変更に成功 無人探査機衝突実験」と言う番組をやっていた。

 地球の歴史を返り見ると、絶えず隕石の衝突を受け、一番有名なのは恐竜の絶滅を
招く気候変動をもたらしたというもので、未来永劫この危険は避けられない。
これに対してNASAは各国の科学者と共同で、危険な惑星を見つけ出しその軌道を人為的に変える実験を始めた。
それは2022年9月26日、DART(無人探査機)を惑星ディディモス(直径780m)を周回する小惑星ディモルファス(直径163m)
に衝突させ、小惑星の周回時間11時間55分を32分縮めた。つまり軌道の直径を数十m近づけ、
ディディモスの軌道を4%変化させる事に成功したようだ。
この実験は地球から約1,100万キロ離れた宇宙空間で行われた。
 
 この探査機は冷蔵庫サイズで時速22,000キロの速度で進み(500日かかったか)
ディフォルモスに衝突したのだ。

 この番組を見て...
我々の知らない所で地球を守ろうと奮闘している人々がいたとは!
ロシアとウクライナ、それぞれ主張は有るだろうが、お互いに矛は引けないものか。
地球規模での危機には地球人80億人が協同して対処しなくては。

我々百姓も宇宙船地球号の責任あるクルーとして食糧の安定供給に貢献しなくては。

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