読書
昨日ほどでは有りませんが、今日も曇りながら暖かな日中でした。今日は5件ほど支払いを済ませて来ました。いつものごとく帰途本屋に寄り3冊購入!乱読ですね!?
一冊目は"メルケルの謎"そういえば東ドイツの出身と言うだけで、人物については全く分からないので・・・・
2冊目は祖父が牧師と言うドイツ人禅僧の見た"先祖信仰"の日本について。我が家は運のいいことに西暦1400年代からご先祖様の系図が残されており、名前が分かるだけでも想像をかき立てられます。
3冊目。司馬遼太郎の描いた日本人像は殆ど読みましたが、今回は浅田次郎で薫陶を受けたいと思います。なんてったって"椿山課長の7日間"に愁眉を開かれ、JALの機内誌では"翼"と言うエッセイも楽しく読ませていただいております。
幸か不幸か心臓の病を得て仕事が出来なくなり、家内や長男夫婦、さらには年老いた両親に支えられて、大好きな読書が堪能できます。ああ、楽しみです。早く読みた~い!
無心の信心・・
我父の日課は、早朝の散歩と夜の御勤め(読経)です。
散歩は雪が降っているとやら、吹雪いている、前日雪解けが進みアイスバーン状態なので転倒の可能性が大だ!と言う事で休む事も間々ありますが、御勤めだけは欠かしません。
仏壇に向かって読経し、おリンを敲くのを毎日のように孫が眺めています。仏間と居間は柵で仕切られ近づくことは出来ませんが、読経が終わると毎日のようにせがんでお参りをするのが孫の日課です。
年の差88歳のコンビで手を合わせてお参りし、おリンを敲かせてもらうのを楽しみにする毎日です。読経の間柵の手前で手を合わせ腰を屈めて幾度も拝みじっと聞き入っています(分かるのかな?と思うくらい毎日手を合わせ聞き入っています)。母(85歳)には、時間がたっぷり有ってもお参りをしないお前よりず~っと偉いよ・・・!なんていわれる始末。
なんの下心も無く無心に拝む姿・・、神々しいものです。
自分もいつかは仏壇の中に入るときが必ずやってきますが、孫の代までお参りしてくれる見通しが付きました。「なむあみだぶつ、ナムアミダブツ、南無阿弥陀仏・・・・・」
大丈夫?
今朝の道新にこんな記事が載っていました。またまた2020年東京オリンピックにまつわるニュースでした。
昨年来新国立競技場の設計に杜撰な予算!エンブレムでは盗作疑惑!でそれぞれ公募のし直しをしました。その際オリンピック担当省、オリンピック組織委員会、日本スポーツ連盟などなどの責任のなすり合いで国際的に大恥をかいた東京オリンピック。ようやく下火になったと思いきや、今度はメインスタジアムに聖火台置き場が考慮されていなかったと言った問題が浮上して来ました。それは上屋が木造建設になっておりその下に大きな炎の出る聖火台は設置できない事が分かったと言う事です。
遠藤オリンピック担当大臣は前回の公募の際に聖火台の設置については決められていると思っていた・・・。つまり今後話し合われる問題と思っていたと釈明!それぞれの組織委員会も、聖火台は今後の話だろうとなどと、特に問題視していなかったようです。
昔私が少年から青年になる頃(はるか昔の事です)、クレイジーキャッツと言うコミックバンドが活躍していた頃、メンバーの植木等がスーダラ節とか無責任一代男、などを流行らせていました。当時は高度成長時代で「もう戦後ではない」というフレーズが新聞などで踊り始めていた時代です。サラリーマンは終身雇用制が当たり前で三割がモーレツ社員、次の四割がそこそこ稼いで、残りの三割が働かないと言うそんな世相を反映して映画でも「無責任男シリーズ」が大流行でした。当時純真な少年だった(過去形)頃、会社とはそんな事で回って行くんだ、儲かるんだなぁ!我が家は百性なのでオレや妹のような子供まで土日、春、夏休みになると休みなくこき使われるんだ!?百性なんてしょぼくれたお先真っ暗な職業なんだと思い込み、なかなか胸を張って世間様にオレは百性だ!などと言えたものでは有りませんでした。特に牛飼いは"3K"などと言われ敬遠される職業の最たるものでした。
50年近くを経て経済の低成長とか大企業のM&Aとか倒産など日常茶飯のように起こる現在、無責任と言う言葉にユーモアを感じられません。と言うより国を動かすような立場の人で有るだけに憤りすら感じます。政務調査費を横領したり、虎の威を借りて大臣秘書が献金を勝手に使ったり、はたまた男性も必要だと育休宣言をした直後に浮気がばれて辞任に追い込まれた国会議員がいたり、もう枚挙に暇がないくらいです。
いつからこんなに無責任社会になってしまったんでしょうか日本は?!そしてこれから日本は何処へ向かうのでしょうか?!
昭和初期の軍部の独走を追認してばかりの政府があり、とうとうアメリカとの戦争にまで突き進んでしまった時代がありました。「誰かがやるだろう」的なのは日本人の特性なのでしょうか!
熊本版わ・か・さ・い・も?
数日前の早朝の事です。家内(店長)が住宅の掃除の最中、表玄関の扉を開けるとドアの取っ手のところに長方形の箱に入ったお菓子がぶらさがっていました。
いぶかしく思った家内が居間にいた母に「玄関先にこんなものが・・・。熊本名物なんて箱には書いてあるんだけど、置いて行く様な人に心当たりある?」と。
「玄関に置いて行くなんて昨夜夜中に来たのかな?」などと母と家内との不思議だねぇ?との会話が続いていました。そこに朝刊を読んでいた父が「それは俺に持ってきてくれたんだ!」
「じいちゃんに?誰がさ!」と母。
「この前散歩で会った時、熊本など九州に遊びに行ってくると言っていたからな」と父。
「いつものおばちゃんかい?!」と冷静さを装う母。
「大雪の後で今朝は散歩をサボったからなぁ!ついでに置いて行ってくれたんだろう?」
「・・・・・・!?」無言の母。
父はここ数年毎朝5時ころから散歩に出かけています。雪降りや吹雪の日はさすがに取り止めですが、天候が良ければ-20℃を下回る日も休む事は有りません。そんな父に母は「若くないんだから、もっと足元が明るくなってから行けば良いのに、何んでこんな暗いうちに出かけるのさ!」とのたまうのでした。
数年前、父がアイスバーンの道路上で仰向けに転び後頭部を強打した事がありました。「いやぁ、さっき仰向けに転んで後頭部を打ってしまって痛くて30分くらい動けなかった。えっ、病院?大丈夫、大丈夫!」なんて言うことがありました。そして一ヶ月後位から足元がおぼつかなくなり少し歩いては転ぶようになり、とうとう散歩の途中前転びを立て続けに2~3度起し顔面も強打するなど帰宅困難になったときに、散歩仲間の女性が肩を貸してくれて家迄父を届けてくれたと言う事件が発生しました。その女性は60代で早朝散歩には必ず会って挨拶を交わしたり立ち話をしたりという仲だそうです。
嫌がる父を無理やり病院へ連れて行って検査を受けると"硬膜下出血"で脳を徐々に圧迫し、運動機能に障害が出るように成ったみたいでした。即、入院し頭頂部の中心線を挟んで2ヶ所から出血液を抜き取りました。数日遅れて意識もなくなると生還できなかったようです。そして傷口の回復と共に運動機能も回復し現在も元気に散歩を楽しむようになりました。父は「牛飼いを始めて以来子牛の角を何百頭と焼いたり切り取ってきたから罰が当たって頭に2ヶ所孔を開けられたんだな!」と自虐ネタでした。
そんな前科者?の父ですから、「こんな暗いうちからの散歩なんて止めておきなさい!危ないんだから!年を考えなさい!!」とのたまう母に馬耳東風の父です。母の心配をよそに早朝散歩を続けている事。それは60代の女性と友達になったが故に忠告も聞かず早朝散歩を続けているらしい夫に悋気を起しているようです。
89歳の浮気心と86歳の悋気の応酬。人間生きている限り枯れ無いんですなぁ!?
その調子でまだまだ長生きして下され!ご両親様!
雛祭り
昨日は全国津々浦々雛祭りでした。我が家でもご他聞に漏れず・・・。
我が家では50数年ぶりに女児誕生と言う事で雛祭り!と言う事で盛大に催しました。
そうです、我が家のお雛様です。彼女のテーブルは宴の後宜しくご馳走が散乱しています。雛ケーキの雪洞に点火されて手をたたいて大喜び!(なんだか私、良くわかっていないんですけど・・)言い訳めきますが、彼女一人孤独に一人パーティをしている訳ではありません。カメラの側には彼女の両親、祖父母、曽祖父母と6人のギャラリーがいるんですよ!
食卓には牛舎作業で忙しい母親に代わって、ダイナミックな散らし寿司をばあちゃん、大ばあちゃんの二人で作り、皆大喜びでした。
少し横から見てみると・・・・
どうです、美味しそうでしょ!いやあ、美味しかった・・
ケーキのように切り分けて皆で戴きました。勿論孫には味付けをしていないご飯に錦糸卵、それに苺とキウイフルーツの載った特製の酢無し飯でした。お祝いの日と言う事で私と父(曽祖父)もこの孫の誕生祝い以来久しぶりのビールに舌鼓(彼女の両親はアルコールは一滴も飲みません、所謂下戸です)!私自身薬を15種類を三度飲んでいる成所為か食事の味覚音痴になってしまい、食事が辛い日々ですが、ビールとフルーツポンチが美味しかった~!





