いざよい
十五夜の翌日は十六夜と書いていざよいと読みます。
4月12日午後7時15分頃、ウエモンズハートの一日の〆と翌日の準備が終わり外へ出てみると、何と大きく真っ赤な満月が昇り始めていました。
ウエモンズハートから見える月は、明治オーバルスケート場の上辺りで、駐車場の水溜りに写った月も一緒に写してみました。
携帯で拡大して写したものなので、隕石なのか宇宙船なのか分かりにくい写真ですが、それは見事な月の出でした。
東京や横浜に住む息子など街中に住む人たちは建物の影に隠れて、こんな感動的な日の出や月の出は見られないだろうな。
そういえば2年前、いや3年ほど前だったか(調べてみると2014年3月でした)家内と京丹後市の間人(たいざ)温泉の炭平という宿に泊まったときも日本海から昇る満月に感動したっけ!思い出すな~!みなさん、お奨めですよ!
そして今度4月23日に三重県の四日市で結婚式が予定されていて、その後下呂温泉に三泊の予定をしています。今度は山あいだけど楽しみ!帰ってきたら報告します。
思い出話や予告はさて置き、月の出が見られる田舎暮らしの心の豊かさを感じます。
因みに、家に戻って確認するとこの日の月は満月の翌日、十六夜(いざよい)でした。
孫と牛乳
孫が保育園に通いだしてから2週目。すっかり春めいて来ていますが、登園する孫のくつも春仕様。
一人前に玄関のセンターを占めています。
園での様子も仲間とも良く遊び、特にお散歩が大好きとのこと。食事では殆ど好き嫌いは無いのですが、牛乳は余り好きじゃないようですね!と言われたそうです。
不思議??
我が家では食事中にカップ2杯ほど飲み、家に帰ってきた直後にも牛乳をごくごく!チーズもパクパク!乳製品大好きなのにねぇ!
2歳の子が親の仕事を"忖度"する筈が無いので、やっぱり広瀬牧場の牛乳は絶品なんですね。
ジェラートも美味しく人気がある訳だ~!
風物詩
前回の投稿から早3日目!大げさだけど、光陰矢の如し!
畑作農家では、長いもの春堀りが真っ盛りですが、今回は広瀬牧場の早春の仕事の紹介です。
雪解けが進み、畑に大型のトラクターも入れるようになったので、牧草畑に春の基肥を息子が散布している所です。
ブロードキャスターと言う機械で散布するんですが、その肥料の積み込みはと言うと・・・・
肥料は500㎏バッグに入っているので、タイヤショベルのフックにぶら下げてこの写真の通り!積み込みもあっという間です。自分達の若い頃は20~30㎏の小袋を何袋も積み込んだものです。
まっ、そういうことを言い出すと両親の頃は、20kg入る箱に肥料を入れて肩に背負って手で撒いたもんだ!と言われそうです。苦労話をしても当事者しか分からないものだからね。
この畑は約4.5haあります。
広瀬牧場では親父の代、自分そして息子の代へと三代約70年続けてきた春の風物詩です。
異能
先日、稚内の友人太一君が忙しい中、こんな手作りのお土産を持って、2時間ほど寄ってくれました。
馬橇に止まっている2匹のテントウムシです。
一匹なんか今にも飛び立ちそうです。でも、鉄で出来ているので飛ぶのはねェ。
結構リアルなんですが、これは廃仏毀釈?では無く、廃物利用です。
私もこんな風に・・・
十勝農楽校の教室で使う教材などの小物入れとしては利用しているんですょ。
元々はこんな格好の給水器なんです。この大きなカップに牛が鼻を突っ込むと、中に垂れ下がっている舌状のものが押さされ、水が出てくるという優れものです。
つなぎ飼いの牛舎では、その昔はバケツに水を汲んできて与えたものでしたが一頭の飲む量が凄い。それでこういった給水器が必需品として何処の牛舎にも設置されて居ましたが、つなぎ飼いの牛舎では今でも標準装備されています。しかし使用年月を重ねると、カップの部分が錆びて穴が開いてきて交換が必要となります。
廃物利用と言う点では私も人後に落ちないつもりですが、テントウムシに見えるとは・・・・。スゴ~イ・・・!
太一君とは、げに恐ろしき異能の持ち主なのだ!!
かけがえの無いもの
4月8日。融雪材を撒いていない我家の畑もすっかり雪がなくなりました。
冬の間、除雪でうず高く積まれた雪が、「まだまだ」と意地を張るように残っては居ますが・・・。意地を張るのも時間の問題!
それと同時に福寿草やフキノトウ以外も、色々顔を出してきます。
冬の間に、路肩に捨てられたゴミです。わざわざ畑に捨てて行く心無い人も・・・
これなんかはどうでしょう。雪が溶けて屋敷の周りを掃除し出てきたゴミで、最近捨てた様子。
今、地球には72億人以上の人が暮らしています。そして更に人口は増え続けています。今でさえ、二酸化炭素、水、燃料、そして食糧やその搬送にかかるフードマイレージのコスト。様々な負荷を地球に与え続けています。AC(公共広告機構)では更に増え続ける人々を養うのには地球二個分の資源が必要!と訴えています。
子や孫のみならず、100年、200年、否1000年とこのかけがえの無い地球環境をつないで行かなければなりません。
今の環境は自分のものでは有りません。今は我々が預かっているだけです。少しでも良い状態で次世代に渡して行くものですから。
今年も春の恵を、目で、香りで、舌で、味合わせてくれます。
自然は無言です。





