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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2018年5月 9日(水) 18:43

駄洒落

「飲んだら のれん」!上手い‼︎
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2018年5月 8日(火) 12:42

ドーナツとスポンジ

大店法とやらが出来て、郊外に巨大なショッピングモールが出来始め、街中の小さな専門店が相次ぎ閉店。街の中心部の活力が郊外に移ってしまう事をドーナツ化現象と言うようになって久しい。帯広も例外では無い。駅前の西二条通は繁華街の代名詞で、日中は地方からの買い物客でにぎわい、夜は夜で社交場として肩も触れ合わんばかりの人、人、人だった。40年前は...。
先日新聞に「都市のスポンジ化」というニュースが載っていた。
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「都市のスポンジ化...⁈」
人口集中地区とは1ha(100m四方)当たり40人以上が住む地域だそうだ。帯広駅前はまだ人口集中地域ではあるけど、既に中心街では無い。
識者は「規制緩和と都市間競争が招いた結果」と言うが当にその通り。2000年の都市計画法の改正(改悪だ)を契機に、近隣地域への人口流出を恐れる自治体と地下が安く儲けの出る郊外志向の宅地開発業者の思惑が合致したからである。
帯広大空団地しかり、西帯広ニュータウンしかり、造成時は小中学がいずれもマンモス化し、更に校区を細分化して対応していた。しかし、今は人口が移動してしまい、学校の再編が始まっている。今最も人気を博している清流の里地区も30年先にはどうなっている事か?全国的な空き家問題とも連動している。
自分は過去にフランスに6度程お邪魔している自称「フランス通」だ。
毎回、パリ郊外のドゴール空港発着だ。ある時は家内とメトロのほぼ終着駅近くのホテルに数泊投宿した。そこからタクシーで農家やランジェス市場、教育ファームを視察したが、すぐ農村地帯。日本の都市のようにダラダラと街並みが続いてはいなくて、直ぐ広大な小麦畑や大豆、ビートなどの農作物が広がり、驚いたものだ。
ここ10年程我が家の宅地部分の固定資産税が3年の見直し毎に税額が上昇している事に気付いた。市の資産税課に問い合わせると、都市計画法では市街化調整地区の宅地は市街地並みに課税し、農地の流動化を促しているらしい。フードバレーを標榜している帯広市においてもこの様な体たらく。噴飯物だ!
ドーナツやスポンジの話しはどうなったか⁈
日本という国の人口減少は既に始まっている。
50年100年先を見据えた都市計画が必要だ。もっと農家が心安らかに営農出来き、ひいては食糧の自給率向上(消極的ではあるが、今の食糧自給率を維持していけば、人口減少に相俟って相対的に上昇するのでは...)に向けて頑張る農家を皆で応援する時代の到来を期待する。

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2018年5月 3日(木) 06:40

思い出した...

4月26日札医大を受診した。
「病状は安定しているので前回と同じ薬、出しておきましょうね。」と言って次回受診予定の6月下旬までの60日分出しでくれた薬の山。どうだ凄いだろ⁉︎
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先生曰く「拡張型心筋症は完治する事は無く病状が安定しているだけなので、くれぐれも無理をしないで下さい。」との事。完治する事の無い病を得、心筋シート移植と処方されたこの薬で命を繋いでいるのだと改めて実感した受診でもあった。
さて長男が中学2年の事。
彼と同級生の母親が「ウチの子に、高いお金をかけて塾に通わせているのに、この成績とはどういう事!」と言うと敵もさるもの「あのねかーさん、塾に行っているからこの成績が維持できているんだヨ〜!」とビリから3番目の成績表を眺めながら言ったそうな...
今のオレと一緒だ‼︎

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2018年5月 2日(水) 21:11

ジジばか

孫は今3歳3か月。
保育園2年目で、我々大人顔負けの会話をする様になった。
10日ほど前「サクラまだ咲かないね〜」と言うばあちゃんに「花咲か爺さんがいたらいいのにね〜」。
電話のメモを取ろうとしてテーブルの上の鉛筆を使うと「それワタシの!それワタシの〜!」。「?」と思っているじーさんに続けて「それ、ワタシの〜〜!」。あっそうか、と受話器の口を押さえ「ちょっと貸してね!」というと「うん、イイよ!」だって。
口うるさい爺さんはカタキを取られっぱなし⁉︎
一昨日早朝、支払い伝票を整理しているその横で孫が何やら描いている...
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どう?これ凄くない⁈
規則正しいタッチと言うか線のながれと言うのか...。芸術的センスすら感じさせる⁈
孫のコレクションに永久保存だ!

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2018年4月30日(月) 14:46

思う事

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隣家のサクラとコブシが揃って咲き誇ってる。
我が家のコブシだって負けてない。
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丁度一年前には拡張型心筋症の治験手術を受けるため、大阪大学病院に入院したが、その準備で気ぜわしい時期だったし、余命宣告を受て失われてしまった老後を取り戻す為の、失われたこの一年でもあった。
何の憂いも無く、サクラやコブシをゆっくり眺める時間が出来て見ると、60余年の来し方が走馬灯の様に頭の中をかけめぐる。
特に昨日は小学五年生の頃から収集して来た土器や石器を整理してみた。その一部の石器には採取年月日が書いてあったが、その日付けは4月末の耕起から七月の除草までであった。
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思い起こせば、サクラ、コブシの時期は牧草に追肥。そして堆肥出しと散布、畑起こしそして播種、除草等と花を眺めている余裕など無かった。
しかし、時代は下って機械化が進み、行く春に農作業が追い付くようになってからは、この連休中に一日は農休を取りサクラの下でジンギスカン鍋と洒落込むようになったのはいつの日からだったか?昼間っから飲むビールは疲れた身体の隅々まで心地よく沁み渡り、大の字になると果てしなく広がる青空とそこに浮かぶちぎれ雲。確か息子達が走り回れる様になった頃だった⁈筈。
そして農業経営を長男に譲った今、農作業の進捗状況も分からずただ思い出に浸るだけ...

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