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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2018年7月11日(水) 16:26

多様性こそ、推進力

来年の朝ドラ「なつぞら」で、昭和30年頃の牛の放牧風景を新得で撮影した。
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我が家では、平成3年にフリーストールに飼養方法を変えるまでは、写真のように昼夜放牧をしていた。美味しそうに草を食む牛を眺めながら懐かしい風景と思うと同時に、電牧の線を切って脱走し、隣家の換金作物の畑の中を走り回る事も度々だった。どう見ても菓子折りでは済まない被害を与えてしまった時には、収穫時の販売額を算定して現金を包んで行ったっけ。
隣家では、「お互い様だから、そんな心配しないで!」と言ってはくれるものの、その隣家には牛そのものを飼っていないし...
のどかに見える反面いっ時たりとも気が抜けず、家族揃って外出など思いもよらなかった。
帯広◯◯大学のS先生などは、夫々の条件に立脚した乳牛の飼養に対し、家畜福祉の観点からその多様性を全否定する様な言動で、放牧酪農を推進しているようだが...

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2018年7月 4日(水) 06:06

なるほど!

50年来の疑問が氷解した。
高校三年生の夏、中標津町計根別に実習に行った。10日間の予定が体調を崩し、3日を残して無念の帰宅の止む無きに至った。
家でも酪農をやっていたので、実習先で炎天下での牧草の収穫など当たり前の仕事だった。しかし、数日すると食事を摂ると吐くようになってしまった。「それは水の飲み過ぎで、水当りだ!いっぺんに大量の水を飲むから駄目なんだ!」と言われる。その二日後にはダウン!一日まんじりともせず、横になっているもいたたまれず、帰宅する。しかも逃げるように...
翌年、高校を卒業し早来町のブリーダーの下に実習に入る。
そこでも、夏の乾草の収穫時期になると、計根別の時と同じように吐くようになった。「広瀬は胃腸が弱いのか、よく腹を壊すなぁ!」と言われる。この時はさすがに逃げ帰りはしなかったが...。
当時は自分でも、なまくらな性格なのかと随分思い悩んだ。
しかし、今朝の道新で納得。
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コラム「生きるしくみ」によると、炎天下の野外で仕事などをした際、びっしょり汗をかいて猛烈にのどが渇きます。そこで冷たい水をごくごく飲む。ひと時は癒されるけれどまた水が欲しくなり、飲み干す。二度三度繰り返し、お腹は張って来るのに依然渇きが治らない。これは熱中症を引き起こしているからだそうだ。
全く症状は同じだ。そうか、熱中症だったのか‼️
メカニズムは、熱が体にたまり汗をかいて体が水分不足になる。すると血液量が減少し血圧が下がる。そこで血管を収縮して血圧を維持するために、交感神経が働く。この交感神経は胃腸の動きを止めるので、胃は動かなくなり、飲んだ水はひたすら胃に溜まる。おなかに水はいっぱいあるのに、体は脱水症状に陥ると言う矛盾した状態になり、ついには吐いてしまう。と言う事らしい。
50年前の自分に、「それは熱中症だから、遠慮せずゆっくりやすみなさい。」と言ってあげたい。

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2018年7月 2日(月) 15:04

見まごうばかり

すわ、山火事か⁈
日高山脈の裾野から白煙。燃えている...
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どうも違うようだ⁈
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雲が湧く?それとも垂れ込める?

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2018年7月 2日(月) 08:02

幸せの形

7月1日。昨日だ。
終日雨が降ったり止んだり。
5月の熊本行きに始まり、NHK朝ドラの酪農指導で6月末まで怒涛様な1ヶ月半が漸く終わった。
昼間何気にノンビリしたネコ達が眼に入る。
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一人悦に入っている。
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天候不順で牧草の収穫もままならない長男の苦衷を尻目に、自分の幼い頃を思い出し、ほのぼのとした気分に浸る。

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2018年6月30日(土) 06:40

小山先生

27日午後、NHKの朝ドラ班が訪ねてきた。
来春4月から始まる「なつぞら」のアニメを担当する一行で、本物の牛と触れ合い、酪農の話をきくためだ。
勿論、ウエモンズハートのジェラートやソフトクリームも食べていただいた。
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「なつぞら」のアニメを担当する新人アニメーター刈谷仁美さんが、他の人たちと話しているわずかの間にA4の紙に上の絵を描いてくれた。想像すらしていなかっただけに、凄く嬉しかった。
さて、NHKの一行が来た翌日、札医大受診に向けて家内とJRに乗り込む。
そして昨日、小山先生に診てもらった。
結果は...前回4月受診時から横ばいでホッとした。5月は17日から28日までレクサスで旅をしてきたり、6月は8日から27日までハードな、なつぞら収録全行程に付き合い少々疲れていたため、胸を撫で下ろした。
EFポンプ率は33%と昨年8月阪大退院時と変わりが無かったが、阪大入院時22%しか無かったものが、ハートシート移植で33%に改善したのであった。さてここで小山先生曰く、一昨年10月帯広厚生病院に入院した時は9%にまで下がっていたそうだ。そう言えば入院すると即刻絶対安静。更に毎分2Lの酸素吸入、ドブポンの点滴。移動は車椅子になったっけ。それにしても9%とは...
その時は生死をさまよっていたのかも⁈

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