ホーム > ウエモンのよもやま話
オンラインショップ

十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2018年11月16日(金) 11:44

2.26事件

NHK職員、俳優通用口を出て歩道信号を青で渡ると(案外車通りが少なく赤でも渡れそう)正面にこんな慰霊碑が有った。
IMG_3574.jpg
昭和11年2月26日に反乱事件を起こした青年将校が処刑された場所、旧陸軍刑務所の跡地にこの碑は建っている。右隣は渋谷区税務署があるが、渋谷の雑踏の裏側にはこんな碑が...

LINEで送る
2018年11月15日(木) 01:03

CHEESE STAND

今、来春放映されるNHKの朝ドラの撮影に立ち会う為に上京し、渋谷のホテルユニゾ渋谷に逗留している。オレの出番?は夕方から夜中にかけてなので、日中は暇!と言うことで昼メシ!ここは渋谷なので久し振りに「チーズスタンド」で...
IMG_3573.JPG
いやぁ懐かしい、何年ぶりだろう?あれ?丁度昼時と言うのに待人の行列も無し。ここはモッツァレラチーズを店内で製造し、その場で提供してくれるのが特徴だ。当に出来立てホヤホヤで延びも良く凄く美味しいのだ。その味を思い出しながら早速店内に入り、モッツァレラチーズをキンチャク状にしその中にモッツァレラチーズの塊りと生クリームの入った物(商品名忘れた⁈)と、オランダビールを頼む。更に昼メシなのでモッツァレラチーズのピザも注文。
IMG_3571.JPG
IMG_3572.JPG
おお、懐かしい。先ずビールで食べ物が支えない様?に喉を潤す。そしてモッツァレラの巾着にナイフ入刀!あれ?出来立てのモッツァレラの延びがない⁈タップリ入っているはずの生クリームもわずか⁈
さて麦全粒粉のピザ。上にモッツァレラが乗っている。ウーム、以前と全然違う味と食感。
目を奥の方に転じて見ると、窓越しにチーズ作り作業が見えるようになっているが、作業している人の姿が見えない。しばらく使用していないようだ。
帰りしな店員に尋ねてみると、持ち帰りの注文も多く捌き切れないので、チーズの製造は別の場所で行なっているらしい。
そうか!出来立ての美味しさが無くなったのはそう言う事か!
脳が記憶している以前の味で唾を溜めていったのだか、余りの乖離に¥3,570の出費が急に勿体なく感じた。

LINEで送る
2018年11月11日(日) 10:17

ダバダバダ、〜〜

IMG_3569.JPG
フランスの作曲家、フランシス・レイ氏が亡くなった事が新聞の片隅に載っていた。
映画「男と女」のテーマソングを作曲したが、当時めずらしいスキャットで歌詞は無く、ただ「ダーバーダー、ダバダバダ、ダバダバダ、ダバダー、アーアー、」の繰り返し。
自分は何者か分からず、明日の見えない青春!家業の酪農に就くことに息苦しさを覚え、一人になりたい時に荒んだ心に沁みた曲だ。
「白い恋人たち」も札幌オリンピックとともに有る、他に「ある愛の詩」も懐かしい。
青春そのものだ!

LINEで送る
2018年10月24日(水) 17:43

お手伝い⁈

3歳9ヶ月になる孫は、大人のする事は何でも「手伝う!」と言って割り込んでくる。昨日はヒロじーちゃんの栽培しているブドウが沢山採れ、一粒ずつ食べるのが面倒になり、ウエモンズハートで使っている「スロージューサー」にかけるとブドウを圧搾し、生ジュースと皮、種を分離してくれる。IMG_3474.JPG
手伝う時は、椅子を自分で引っ張ってくる。
包丁で野菜を切っている時、ガスコンロで煮炊きする、或いはオーブンで調理する時なども近く迄寄って来るので危険極まり無い。
それでも、ミヨばーちゃんやマミばーちゃんは言下にたしなめるのではなく、危険で有る事を気長に言い含めているが、 何にでも興味を示す今が大切!
IMG_3477.JPG
そう言えば、転んでもぶつけてもまず泣かない。
怒られても、本気になっているかどうか、相手を測っている。
どんな大人になるのか?ハートシート移植で余命を取り戻した今、何歳まで孫の成長に付き合えるか、楽しみだ。

LINEで送る
2018年10月19日(金) 18:05

真夜中の電話

18日の真夜中1時半頃電話が鳴り出して、深い眠りからひきもどされた。
時間的に嫌な予感が頭の中を駆け巡りながらも、受話器を取ると「帯広警察署ですが、ヒロセさんですか?」と女性の声。(警察?オレ何か不始末仕出かしたかな⁈と動揺しながら...)「ハイ、広瀬ですが、なにか⁉︎」「牧場をやっていると思うんですが、お宅の牛、脱走してませんか?」続けて「今、街のなかを走り廻っていた15頭の牛を確保しているんですが、確認して貰えませんか⁉︎」と有無を言わさない口振り。
身繕いももどかしく外に飛び出し、軽トラで牛舎を一回り。全てのゲートは閉まっていて、牛達も落ち着いている。
確認を終え警察に電話。「ゲートは全て閉まっているので、我が家の牛では無いですね。」すると「そうですか⁈白黒の牛7頭と他は真っ黒な牛なんですが、他に牛を飼っている牧場は無いでしょうか?目撃者によると芽室の方から走って来た様ですが?」
「私の近くでは肉牛を飼っている佐々木畜産がありますが、そちらに問い合わせ貰ったらどうですか?」「分かりましたありがとうございます。因みに牛達は耳に黄色い札を付けていますが⁈」「牛は全て付けていますよ。」と電話は終わる。そして念の為もう一度巡回して、漸く床に入るも目が冴えて寝付かれずにいると(警察は牛の耳標の話しをしていたけれど、特定のサイトに10桁の番号を入力すると持ち主が特定できるんだった!)と寝ぼけた思考が繋がり、再び警察に電話。「佐々木畜産はどうでした?」「会社に電話しているんですが出ないんですよ。」「会社と牧場は別なんですね⁈所で、先程牛の耳に黄色い札が付いていると言っていたけど、大きな4桁の番号では無く下に10桁の番号が牛の個体を識別する番号で、サイトで調べると飼い主が特定できます。」と情報提供する。
そんなこんなで3時過ぎに床に入るも、過去我が家でも繰り返していた牛の脱走劇が走馬灯の様に思い出され、なかなか寝付かれない。
翌朝佐々木畜産の社長に電話をすると「ウチでは無く小沢牧場だったらしい。特定出来たのは耳標からで、驚く事に警察が飼い主を調べて欲しいと牛の耳標番号を知らせて来た。警察はトレーサビリティの事知っているんだな。」「不思議でもなんでも無く、オレが番号を調べるサイトで調べてみな、と伝えたんだ」「なんだそんな事か、警察が言う番号を息子がパソコンで調べて小沢さんと特定出来たみたいだ。」と一件落着。
考えて見ると、我が家の西、芽室の街迄の間に佐々木畜産、東原畜産、大成牧場(小沢)と数千頭規模の肉牛牧場が3つもあり、10,000頭近くの牛がひしめき合っているんだなぁ!

LINEで送る

2025年7月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

バックナンバー

最新記事

カテゴリー