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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2023年10月26日(木) 19:43

已む無く⁈

 今年の阪大受診は10月25日と昨年から決まっていた。
特発性拡張型心筋症の重症患者を救うのは心臓移植しか無かった。2016年までは。
しかし、阪大の澤芳樹教授が患者自身の筋芽細胞を最終培養し、弱った心筋の表面を
包むように移植すると言う、画期的な治療法を開発し動物実験を重ね成功をえてきた。
そしていよいよ厚労省の認可を得て、ヒトへの治験が始まった。
岐阜で開かれた心臓病の学会で新しい治療方法が報告されたのだが、その学会に参加していた
わが恩人で現札医大助教授の小山雅之先生から治験を受けるように促され2017年5月に阪大病院に入院
そしてハートシート移植を受ける事が出来た。その後定期的な検査を受け、自分自身の予後を検査してもらっている。
今後のハートシート移植を受ける人の為の生体情報を提供しているのだ。
 以上はこのブログに書いてきている事だ。
 自分の難病罹患を知り、更に治験の成功を知った全国の酪農家仲間が2018年、札幌で無事退院を祝う会を開いてくれた。
その会を契機に年に1〜2度全国で開催してきた。

 そして今回私の来阪に合わせて香川県の仲間が小豆島で通称「オヤジの会」を計画してくれた。
その実施日が30.31日なのだ。
病人の私に、ゆっくりと人生の疲れを癒やしなさいとの気遣いを感じ、
已む無く5日間の旅を計画した。

 さて今朝。
伊丹空港からリムジンバスで新大阪。そこから新幹線で岡山へ。
そこからレンタカーを借り5日間の車の旅をスタートさせた。
岡山駅をトヨタノアで出発し、昔、児島坂出ルートと呼ばれた瀬戸中央自動車道に向かう。FDAB5FFE-B209-4D8F-B1CE-BB86583DE891.jpeg
途中与島PAに降りる。F8E85420-75A0-48AE-BB67-9D1E98ECE8A2.jpeg
展望台からこの自動車道を眺めると35年前(そんなになるのか...)にTVで見た映像そのままだ89FF0415-1D81-4FA5-82C6-5F883B3B5C4E.jpeg
この橋の向こうが四国の坂出だ。さあ再び出発。
そして香川県。うどんで有名な丸亀市。ため池のまんのう町を越え徳島県の大歩危に着く。
宿は峡谷の湯宿大歩危峡まんなか82D87FE2-CE06-4E51-9F40-73C411D74CA9.jpeg
吉野川がえぐった峡谷の真上に建つやどだ。
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 美味しい食事を頂き、温泉に浸かり、仕上げに薬で締め括る25DC404D-F4F7-446C-A0D7-1E4DACE2157A.jpeg

明日は今治からしまなみ海道を渡る予定。

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2023年10月26日(木) 06:50

最高峰

 昨日、阪大病院で受診した。
朝8:30、伊丹グリーンリッチホテルの送迎バスでモノレールの伊丹駅まで送ってもらい乗車。
途中乗り換え阪大病院前駅降車。
予定の4つの検査を終え、11時過ぎ心臓血管外科の診察受付で受付を済ませ、待合室で待っていると、
担当コーディネーターの島本さんが様子を聞きに(予診のようなもの)きてくれた。
その後暫くすると、ある患者さんを伴い私の所に来るではないか。
特徴のあるハンチングとマスクの間から覗く優しそうな目は、久倉さんだ。917F4BC4-2017-4CF5-9E71-EE214EAF117B.jpeg
彼も私と同病で6年前阪大病院で同室になった間柄だ。
 彼はハートシート移植前の検査で前立腺癌が見つかり、手術が出来ずにうなだれていた人だ。
写真で見ても分かる通り、性格の優しい人で3年前には家内と2人で奄美の彼の家を訪ね、
紹介していただいた、ばしゃ山村というリゾートホテルも素晴らしく、2日間に亘り島を
あんないしてくれた。
 こちらからはカップアイスを送ったり、彼は名産のトケイソウ(パッションフルーツ)
を送ってくれたりといった仲だ。
 そして、阪大病院で再開。
自分も彼も年に一度の阪大病院の宮川先生の受診なのだが、奇しくもしかしお互い元気で昨日再会出来た。
本当に嬉しい一日だった。

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2023年10月22日(日) 09:18

ミレー

 昨日老父のたっての希望で、上札内の山小屋の前庭?に秋桜の種子を撒いてきた。
朝から妹の直美と夫君の山本君も手伝いに来て撒いてくれた。426FF8D2-9FDD-40AB-9E7F-431FAC5A6DB6.jpeg
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写真が無いから信じてもらえるかどうか、勿論オレも撒いた。僅かだが!
2人の姿を見ていると、ミレーの「Sower.種をまく人」を思い出した。A8CAE833-FE81-42F8-B100-6EFEF0114C89.jpeg

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2023年10月17日(火) 06:28

訃報

昨日、歌手で「アリス」のリーダー、谷村新司さんが亡くなったと、テレビのテロップで知った。
今朝の道新社会面に大きくそのニュースとともに、彼が如何に国民に愛された歌手か、と紹介されている。E5B3820D-6D5D-4231-B302-E09AC6A167ED.jpeg
その道新の一面「卓上四季」CD92DD48-C074-467D-97F2-EE3D30A363A7.jpeg
また我が家業界誌一面の「四季」にも8471DE85-D1A9-4CF2-94F4-0601388EE669.jpeg
夫々、日本国民に如何に愛され、メロディや歌詞に励まされたかがかかれている。
かく言う自分も若かりし頃、彼の声の高音部はかすれて出なかったけれど、カラオケで仲間と歌ったっけ。
JCに入っていた頃、同期入会の東川と神津がデュエットで歌った「チャンピオン」や「冬の稲妻」の素晴らしい歌声が
耳の底にのこっている。
74歳だったのか。
残念。

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2023年10月16日(月) 18:16

劇団「四季」

 杖が3本ED1528AD-0CFC-4667-8B17-A3CF2E3B8F23.jpeg
両親愛用の杖だ。
96歳の親父は2本。
明後日19日に93歳になるおふくろは1本。
おふくろは膝が痛く1本でいいのだが、親父は腰が痛く直立できないので、2本の杖を突きながら歩くのだ。
その姿から劇団四季で上演された「ライオンキング」を思い出した。
アフリカのサバンナを悠々と歩くキリンの姿だ。
キリン役の役者さんが、頭にはキリンの長い首のかぶり物をし、手にはには杖のようなもの(握り方は違うが)を握って、
足の長いキリンになり切っていたいたっけ。
 必死に歩く親父を笑っている訳では有りませんが!

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