返ってきたユソーカン
人気の朝ドラ「なつぞら」放映もいよいよ終盤。
十勝ではこの時とばかりに、あやかりイベントが目白押しだ。
13〜14日は子夏役の粟野咲莉ちゃんが、勝毎花火大会と平原祭りのオープニングイベントにとんぼ返りの慌ただしさで帯広に来ていた。
華やかに見えるけれど古希間近な老人から見たら、オトナのエゴでいたいけない少女を引き摺り回している「蛮行」の様にも見える。
さて、十勝管内の撮影地ではあの手この手で我こそは撮影のご当地と、名乗りを上げているが、自分はと言うとなつぞらのオープニング映像に酪農監修廣瀬文彦と名前が出ているのと、自分の両手が泰樹さんの代わりに出演しただけだ。いずれにせよ文化庁で言う「無形文化財」みたいなもので、自分がリアクションしなければ何の「あやかり」も無い。
そんな中昨日15日午後、なつぞら撮影スタッフの方々が我が家で唯一出演した「牛乳輸送缶」が12本帰ってきた。輸送缶には個人ナンバーが書かれているのだが、我が家は「市5」だが、番組上では泰樹さんの柴田牧場は十勝管内音問別村にあるので「音5」の缶ナンバーで出演していた。
責任者の毛尾さんからはこの缶ナンバーのままか、消すかしてお返ししますとの相談があり、「音5」では帯広の隣町の音更町と混同するので消して貰った。
左から吉住、美術プロデューサーの毛尾、自分を挟んで前芝、大月の各氏が挨拶がてらきてくれ、暫し撮影の裏話などに花が咲いた。貴重な時間を共有出来た仲間ならではだ!
帰って来た「ユソーカン」に腰を掛け「ハーイ、パチリ」
ソイレントグリーンとアマゾネス
今朝の業界(農業)紙一面のニュースだ。
雌雄判別容易に...と有る
このニュースを見て、昔見た「アマゾネス」と「ソイレントグリーン」の映像が脳裏に浮かび、背筋が寒くなってきた。
20年程前から酪農の世界では、雌雄判別精液は当たり前の様に販売されている。自然界では♂♀の出生割合は51:49とやや♂が多いらしい。
酪農→牛の母乳→お産→♀牛。♂→赤ちゃんを産まない→肉。と言う事で、♂は採精用(人工授精用の精液)として最低限存在すれば良いので、大半の♂は肉牛として飼育される。
つまり、酪農家は遺伝能力の高い♀牛が欲しい。肉牛農家は、ホル♂より和牛とのF1。更には高価格の和牛の授精卵をホルスタインに授精する。
性別だけでは無く、人類の欲望に任せた産仔コントロールが厳然と勧められています。
さて「アマゾネス」はギリシャ神話に出てくる女性の部族で、戦闘する任務と子供を産む任務に分かれ、戦闘員は弓を射るのに邪魔な片方の乳房を切り落とすらしい。男は大半が殺戮されてしまう。
また「ソイレントグリーン」は未来の人類が食糧危機に見舞われ、人類は60才になると安楽死させられる時代になっている。そしてご想像通り、安楽死した遺体は食品工場に送られて...、と言った様なストーリーだった。
誰のせい⁈
年のせいなのか、病気のせいなのか、猛暑日が続いたせいか、はたまたなまくらなせいなのか⁈
ブログ更新を一日延ばしにしている内に、2週間が過ぎようとしている。
持病が持病なので、もしかしたら...などとご心配のむきも有ろうかと思いますが、取り敢えずは元気です。
今帯広空港にお盆帰省する三男を出迎えに来たけれど、到着遅れのアナウンスに、携帯で自身のブログを開き、右手人差し指で「ポチポチ」を始めた。
この12日間を時系列に振り返って見よう。
7/31十勝プラザで開催された、全国新聞教育研究会の公開授業にゲストティーチャーとして参加。
8/1なつぞらトーク(長野からのツアー)、アイス体験、松崎町親善交流団と三件の体験受け入れ。
8/2終日、十勝教育研修センター主催の教員研修
8/3義兄三回忌、後上京
8/4終日神田にて全国酪農教育ファーム研究会にて事例発表。後飲み会
8/5自由が丘のミルクランド、
目黒のブルーコーナー、
渋谷のニコアンドなどの檀家(ソフトクリーム関係)訪問
8/6午前、渋谷NHKのなつぞら撮影スタジオ、午後4時にはタイ北部4県の副知事始め、大学教授など農村の活性化の為日本の六次化視察に約50名の視察が予定されていた。しかし台風の影響で機材繰りがうまく行かず、羽田空港からの搭乗便が1時間の大幅な遅れ、タイの視察団には30分ほど待たせてしまった。
8/7冊子広告打ち合わせ、道庁より6次化支援説明、午後父親退院
8/8朝札幌へ、午後札医大にて4件の心筋症の検査
8/9大雨により石勝線終日運休、延泊
8/10朝一番のJRを目当てに札幌駅に行くも、夕方からしか運行せず。午後NHK札幌放送局のディレクターと9月撮影の打ち合わせ、19時漸く帰宅
8/11終日ダラダラ
8/12今日、なんだか未だ疲れが抜けない
やっぱり、年のせいなのかな〜
いやぁ、やっぱりなまくらな様です。ハイ!
拡張型心筋症
昨日午後3時過ぎ、ウエモンズハートから携帯に着信があった。
昨日は帯広市農業委員会の改選後初めての総会で、通常の審議終了後各部会、協議会、推進委員会の担当を決めるなど、慌ただしい中での着信で直ぐには電話には出られなかった。
30分後折り返し電話をすると、うえもんのよもやま話を読んだ方が、拡張型心筋症についてお聞きしたいと言う方が見えてました、との事でした。
私自身、所謂指定難病で余命宣告を受けながらも、ハートシート移植を受け、取り敢えずは余命宣告時計を止めて頂いている。
7月22日の札医大の定期健診では、処方されているアミオダロンの副作用が認められたので、札医大で8月8日に4種類の検査を受け、22日にその結果を受けての診察が予定されています。
いずれにせよ患者として分かる事ならどんな些細な事でもお話し出来るので、遠慮なく訪ねて下さい。事前に連絡して頂ければお待ちしています。
ウラケンがやって来た
昨日午後、大分県湯布院の浦田健次郎くんが予告通り訪ねて来てくれた。
彼は湯布院温泉地区で、チーズを製造販売している。昨年熊本からの帰りに大分の地獄谷温泉を案内して貰って以来だ。
今回は十勝のチーズ工房を食べ歩く為らしい。彼の作るチーズも中々のもので、チーズコンテストでも金賞を取ったりしている。
知り合って20年になるが、知り合った当時は牛も飼っていて、同じ乳製品製造仲間としても、ウエモンズハートのソフトクリームが日本一美味しいと言って憚らない。