強弁
釣り好きなロシア人は「ロシアの神様は釣りをした日数は人生にカウントしない」と言うらしい。遊ぶ為の強弁のようだが、まあ我々も、楽しい時間はあっと言う間に...とか、時を忘れて...とか似たような使い方をする。しかし高齢者の仲間入りを果たした今、時間については最近、楽しいとか楽しくないに関わらず、無茶苦茶早く感じる。それ以上に、楽しみや、人と会う予定の時間まで空白の時間が出来ると、無為に待っている間が凄く勿体なく感じる。
後何年旅行など出来るか?後何年呆けずに社会生活が送れるか?はたまた後何年生きられるのか?
残された時間は僅か...!何が出来るのか⁈
残された人生、強弁してでも納得出来る時間を過ごしたいものだ。
今日の帯広
今日午後から明日にかけて降雪の予報が出ている。今我が家の畑は...日陰以外全く雪は無い。
この冬の初積雪は12月7日、この日は15cm位だったか⁈
その後も殆ど降らず、デントコーンの切り株が見える。これは年が明けた1月10日だ。
これまで3〜4回5cm程度の降雪が有ったが、帯広測候所では3月に入る前に積雪ゼロを宣言していて、現在最初の写真の様な風景。が、しかし、昭和45年3月16日に一夜にして102cmと言う記録が残っている。この年は自分の高校卒業の年で、1月にも59cmの積雪を記録。牛舎の仕事や休校など忘れられない年だが、こんな前例も有るし......
クワバラクワバラ!
SDGs
明治の人は凄い!
唐突な話しで何の事?と、誰しもが思われると思います。
明治維新を迎えた日本は、西洋の様々な概念を日本語として表現した。科学、経済、...、えーっと忘れたが何百とあるらしい。漢字の生みの親中国にも逆輸出し、その単語が無ければ世界との対話が成り立たないとも言われている。
さて標記のSDGsだが、SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSの略。だそうだ。日本語にすると持続可能な開発目標と言う事らしい。
「将来の世代がそのニーズを充足する能力を損なわずに、現世代のニーズを充足する開発。」と誠に夢のような提案だが、明治の人ならどう言った単語に置き換えるだろうか。人類が永遠に生き続ける方法の提案なので、「永生方」かな?
その為の17の処方箋も示されている。
いずれにせよ、30年以上前からワールドウオッチ研究所のレスターブラウンが毎年出版していた地球白書から出されていたが、その白書では、地球を「宇宙船地球号」に例え、そこに暮らす人々を「地球号のクルー」と表現し、この75億のクルー全員でこの宇宙を漂流している地球号で起きている全ての問題、人口爆発、貧困、教育の機会均等、水問題、資源の枯渇、絶えない紛争、食糧問題とLISA農法、温暖化ガス、フードマイレージ、ポピュリズム、などなどを考えて、対処、解決して行かなければならない事を喚起していた。
それが漸く人類共通の目標とされたのだ。
オレの教育ファーム活動の原点はこの地球白書だ。