2022年、視界不良⁉︎
昨年に引き続き積雪の無い正月
昨日今日、土埃が西風に飛ばされて、砂漠とは斯くや有りなん。



昨年秋以降、コロナの感染爆発を起こして居る米英仏を尻目に、日本では収束するのではと、勘違いさせられるくらい減少していたが、ここに来てオミクロン株と言う変異型ウイルスが急激に増え始めてきている。
要約人流も戻り始め、経済も少しは明るいか?とおもわれたが、この土埃は日本経済まだまだ「視界不良」を暗示してはいないか⁉︎
明けましておめでとう
2022年寅年が始まりました。
今朝の畑の様子

吹けば飛ぶ様な雪。積雪僅か3cm。ほぼ飛んでしまい、汚い空だ。
さて今年の正月は、コロナ3年目で感染状況も落ち着いているので、2年ぶりに兄妹とその子に孫まで集まり、大騒ぎだった。

総勢...人かな。
博昭94才、ミヨ子91才を中心に子どもグループ、孫グループ、そして曽孫グループと分けて撮影もしたが、その撮影の後ろからの写真。


女のひ孫は10人、男のひ孫は3人と圧倒的に女社会だ。
親たちはじぶんの子がカメラ目線になる様声を上げたり、手を叩いたりと必死だ。この風景をみていると2018年の「なつぞら」の撮影を思い出す。
話は変わり、我がファミリー!?の広瀬すずちゃんが寅年生まれ。6月19日で24才になります(だから?何なのさ!って突っ込まれそう)。
皆様、我が家族一同、今年もよろしくお願いします。
...もう言わないよ。2
昨日までのあらすじ
年長になった「タカシくん」は、いくらお母さんが牛乳を飲むようにすすめても、いつの間にかジュースや清涼飲料水しか飲まなくなっていた。
困ったお母さんは、小学校に子どもが通うお母さんから、郷土学習で広瀬牧場を訪ねた後、子供たちが給食の牛乳を残らず飲む様になったと言う話しを思い出し、広瀬牧場を訪ねる事にした。
牧場ではお兄さんが、酪農家さんの仕事や牛そして牛乳についてタカシくんたちの質問に丁寧に答えてくれている様子が今日の後半部分だ。





牧場のお兄さんから色々話しを聞いた「タカシ」くんは、飲まず嫌いだったようで、再び飲む様になったとさ。
めでたし!めでたし!
牛乳きらいだなんて...その1
2006年にも牛乳余りで、厳しい生産調整があった。
その時帯広市農政部では子供達に牛乳への関心を持ってもらおうと言う意味で、絵本の作成を企画した。
そこで、日頃子供達を受け入れ牛乳の価値を伝える活動をしていた自分に白羽の矢が立ち、文章を書かせて頂いた。
それが下記の絵本の写真だ。
今日、明日に分けてアップして見ます。






砂上の楼閣
砂の上に建てた高い建物の事。
いくら立派な建物でも基礎がしっかりしていなければ、倒れ易い、と言う意味。
ここ2週間ほどニュースやマスコミ等で、牛乳を5,000t程廃棄しなければならない程需給が緩和しているとの報道がなされている。
23日の農業委員会総会開始前、一人の委員が「牛乳は大好きで毎日欠かさず飲んでいるけど、急に倍も飲めねーし!」などと申し訳無さそう話していたが、彼は重ねて「冬休みで学乳仕向けが余ると言うけど、夏休み冬休みは恒例なのに何故今年は余るんだべな⁉︎つい何年か前にはバターが足りなくて緊急輸入しなければなんて言ってたべさ!」と言うでは無いか。
これはコロナ禍と学乳ばかりでは無く、インバウンド推進政策による所が大きいようだ。ここ数年訪日観光客が増え続け、2019年は三千数百万人を記録した。その訪日客が、日本の牛乳は安心安全で合わせて美味しいと評価され、コンビニでの飲用牛乳の消費が相当数伸びていた事に加え、乳製品のお土産需要も相当高かった。それに連れてバターも緊急輸入か⁈と言うほど需給がタイトになっていた様だ。
自分も件の農業委員と同じく、当にその点が不思議で、Jミルクの職員にきいていたもので、知ったかぶりで説明した。
さて、日本の食糧自給率は36~37%と低迷を続けていると言う一つ現実がある。他方政府は日本の食料は、安心安全なので海外からの需要も高く、輸出に力を入れ、こちらも1兆数千億と農家の所得向上に寄与していると、政府は自画自賛だ。
日本の農産物の安心安全で高品質の強みを生かした政策は、コロナで国内需要とのバランスに綻びが出ている。さて輸出についても輸入国の都合でストップされたり、サプライチェーンの突発的な事件により滞る事も考えられる。
安心安全や高品質の強みを活かす政策は、「砂上の楼閣」で危うい!
但し、耕作放棄地を減らすと言う意味では、 一つの利点でもあるのだが...
でもやっぱり、食料自給率は上げなければ!





