喜代美ちゃん
小中学の同級生でN・喜代美ちゃんと言う女の子がいた。
冬のスケート授業では男女問わずぶっち切りのトップスケーターだった。
高校ではその実力を発揮し、釧路のミツワ運輸の実業団に入り、国体は元より海外遠征にも出掛けるなど、新聞紙上には
彼女の名前がいつも踊っていた。
そんな彼女も日本国内ではトップスケーターにはなれず、冬季オリンピックにも選出されなかった。
釧路、十勝は降雪が少なくそれでいてよく冷え込むため、小中高のグランドに必ずスケートリンクが作られ、
体育の授業ではスケート三昧だった。
スケート王国と言われる所以だったが、近年温暖化の影響で陸リンクの造成が難しくなっていた。
そして、この程帯広市内の小中学でスケート授業の廃止が決まった様だ。

第二の喜代美ちゃんはもう出て来ないよなぁ。




