どこ?それ⁈
昨日ガソリンを入れにスタンドに行った。
来月5日〜7日までの3日間、燃料2,000円分以上注油するとウエモンズハートのソフトクリームがシングルのジェラートと交換できる券が貰えるキャンペーンが有りますよと、華々しく宣伝していた。
ポスターもあちこちに張り出されている。更に注油客一人ひとりにパンフレットを配ってもいる。否が応でも大勢に周知され、1日800人×3日間で2,400人分の売り上げ確保間違いなし。JA西20条給油所のキャンペーン採用に内心感謝しながらも平静を装って注油をしていた。
その最中の事だ。
自分と反対側で軽ワゴンに注油していた還暦過ぎの男性に、職員が例のキャンペーンの説明をしていた。
間も無く、説明していたスタンドの職員が、反対側の私のところに来て「あの〜、すみません。ウエモンズハートさんてここからだと、どういう風にに行けばいいのか、道順教えていただけます⁈」
オレはこの職員が何を言っているのか理解できず「えっ⁈何、道順⁈」と聞き返してしまった。怪訝そうな顔をしているオレに件の職員は「あのお客様が、ウエモンズハートってどこにあるのか分からないと言われるので...」
つい今しがた、今シーズンはコロナに振り回されて売り上げは6月迄で半分以下。7月は90%位と戻してはいるが、こんな状況の中JAのキャンペーンに取り上げて貰うなど、"ウエモンズハート雌伏21年の賜物"と感謝の気持ちで一杯だったところに、冷水を浴びせられたようだった。
ウエモンズハートの事を、お客様が知らない事も少しがっかりだが、何と言っても我が家は農協開組以来親子三代に渡り生粋の組合員だ。然も父博昭は組合長を12年も勤めていた。聞きに来た職員は30余年JAのスタンドで働いている。その職員に道順を聞かれ、ショックを受けたのだった。
職員は「このパンフレットにQRコード載せてあるんですが、お客様が使えない!と言われるので。」とも言っていた。
なるほど、パンフレットをもう一度見直して見ると、QRコードのみ。簡単な地図か住所あるいは最低でも電話番号でも載せるべきだ。
はてさて、何はともあれ、ウエモンズハートはまだまだ駆け出しなんだ‼️と言う事を肝に銘じて仕事をしなくちゃ。
今回の西20条給油所とのコラボキャンペーンでは、鼻っ柱をへし折られたが、誠に得難い貴重な教訓となった。
日本の食糧庫
最近にわかに、核のゴミ処分場問題がクローズアップされ出した。
道南の寿都町がその受け入れを検討しているとのニュースが流れていた。
それに対して道の鈴木知事は、札びらでほっぺたを叩く国のやり方は如何なものか?と苦言を呈している。
今地方は過疎で自治体運営もままならない状況で、それぞれの自治体の長は長期展望も立てられず、頭を悩ませている。そこへ持って来て、多額の交付金を飴玉にしている国のやり方には、飛び付かざるを得ないのもまた一つの現実だ。
地方の悩み解決法も示さず、反対するのは簡単だ。でも矢張り私個人の意見としては反対だ。
同じ道新に次のようなニュースも載っている。
コロナ禍における牛乳の需給動向が絵で示されている。
下の折れ線グラフではここ数年、北海道だけで46都府県の生産量を上回る状況になっている。ミルクランド北海道と言われる所以だが、食糧の自給率では北海道は300%弱。38%と低迷している日本の食糧自給率に鑑みて、北海道の果たす役割は大きい。
更にJ-GAPと言われる農産物の生産工程管理やトレーサビリティ、ポジティブリストなど北海道農業が一丸となって安心安全に取り組む事によって、北海道は日本の食糧基地としての地位を確立してきた。
そこに持ってきて、核のゴミ処分場問題。
政府の言うように、99.99%安全かも知れない。
しかし、東日本大震災による津波で福島の原発が爆発し強烈な放射能漏れが起き、多くの住民が避難した。それに対して国は様々な対策を講じたが、いくら安全性を強調しても、風評被害は無くならないものだ。
そう考えると、日本の食糧基地北海道としては、泊原発の廃止も含めて、道民全てで議論すべき問題なのでは...
JAとのコラボ
ウエモンズハートがまた一つ、帯広市川西農協とのコラボレーション事業が行われる
9月5日〜7日の3日間にかけて、JA帯広市川西の西20条給油所で燃料を2,000円以上お買い上げの方に、ウエモンズハートのジェラートシングル又はソフトクリーム券を一枚プレゼントと言うものだ。
1日最大800枚で3日間なので、最大2,400。
随分以前からスタンドでは、タマネギやジャガイモ、アスパラなどを返礼として使われていた。
農協なので、返礼品は農産物が当たり前と思っていたが、所長の愛須さんから提案があり、願ってもない話で快諾していたが、いよいよスタートだ。
返戻品と言えば、3年前から金融の西帯広支店では、新規に100万円を定期に1年間積み立てると、一年後にウエモンズハートのジェラートが貰えると言うものだ。それまでは、川西ナガイモか豊西ファームのステーキ用の牛肉が頂けた。
そのポップを横目で見ながら、ウエモンズハートにも声がかからないか、内心期待してはいたが、支店長の長谷川さんが、稟議に上、承諾されスタートしたものだ。
愛須さんも長谷川さんも合併前からの帯広市農協のプロパーで、合併から約20年近く経ち、それぞれ部署の長になり、少しずつではあるが、ウエモンズハートを取り上げて貰える。
ウエモンズハートスタート以来20余年、お客様を第一に考える店長始めスタッフ一同の弛まなきゃ努力と挨俟っての結果だ。
今年はコロナ下での自粛要請が相次ぎ、暗澹たるスタートだったが、助ける神が折々に現れてくれる。
有難い事だ!
4対1
やったー!
ご存知の通り、今年はコロナの感染拡大で春の選抜高校野球が中止になってしまった。そして夏も!
そして、無観客ながら選抜出場予定の高校がそれぞれ一試合だけの甲子園野球が開催された。
帯農は今日の第二試合で、群馬の健大高崎高校との試合に臨み、4対1で勝利した。
後輩達、良くがんばった!
帯農おめでとう!
明日は帯広白樺高校の試合だ!
楽しみ!
友よ
昨日、帯農時代の友人のO坪君が奥さんと訪ねて来てくれた。
彼はクラス会には一度も参加せず、7〜8年前に農協の資材課でバッタリ会ったっきりだ。
同じく同級生のI之川君から、オレの病気の事を聞き、様子を見に来てくれたのだ。
50年ぶりにゆっくりと、来し方を話し合った。
彼も数年前に極初期の膵臓癌が見つかり、膵臓の2分の1を切除したそうだ。
それ以来高血糖が続いているらしいが、一病息災のようだ。
経営は既に息子に移譲。楽隠居とはいかず、いつ迄手伝わされるのか⁈とボヤいていた。
完全に老いさらばえている訳でも無く、それでいて息子息子の危なっかさから目も離せずと言った年頃だ、お互いに!