ホーム > ウエモンのよもやま話
オンラインショップ

十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2023年2月14日(火) 08:51

今日のことば

 今日は「聖バレンタインデー」だ。
チョコレートが頂けるか、頂けないか。はたまた義理か本命か。
皆さん大いに悩んで下さい。

 扨、諺カレンダーには「恋に師匠なし」とある。EA23A471-82A0-4C17-8A4F-182989F0263B.jpeg
 この言葉を見て、自分が過去関わっていた、ある団体での事を思い出した。
 その団体では、農村の花嫁対策にも力を入れていた。
その対策事業計画には、「女性との会話の仕方(方法)」についての研修会と言うものが有ったが、
いつも違和感が有った。
これは未婚の農村青年を対象としているが、勿論異性に興味の無い人には強要されるものではない。
それを前提とすると、人間いや全ての生き物は、年頃になれば何となく異性に興味が湧き、そして気を引こうと言う行動が顕著になってくる。
鳥の世界では、♂の方が派手な羽を持ち、季節になるとその羽を見せびらかす様に、♀の周りで必死にアピールしている。
野生動物の世界では♀の周りで気長に♂は自己アピールに努めている。
一生懸命にアピールしている最中、強い♂やカッコいい♂がライバルとして現れればその♂は
時として命を賭して戦うのだ。
そして自分は「青春」とはそう言うものだと理解し生きて来たし、そう行動した。

 野生の世界では、♀にアピール出来る踊り方だとか、振り向いてくれない♀に理解を得られるまで短気を起こさず
気長に自己アピールを続けなさい。彼女はこれから貴方と一生添い遂げられるかはたまた強い遺伝子を子供に残せるか、じっと吟味しているのよ、
などと言った研修会は開かれていない筈だ⁉︎
男性は好意を持った女性の「個性」に、どれだけ寄り添えるのかアピールする事が大事なのでは。

 その諺カレンダーの下段に英語で
「Love needs no teaching(恋は教わるものでなし)」とある。

 

LINEで送る
2023年2月12日(日) 11:52

人工多能性幹細胞

 所謂ips細胞(非自己細胞)の事。
一昨日の道新に載ったニュースが目に止まった。769C49D6-6B46-40EE-B7E8-AFE22CE4429F.jpeg
心筋梗塞などが原因で虚血性心筋症となった患者の心臓のバイパス手術に合わせて、人工培養した筋肉細胞を心筋に移植したと言うものだ。
これは治験の第一回目で経過は順調との事。

 虚血性心筋症は心臓を養っている冠動脈の途中に血栓などが詰まり、心筋が壊死してしまう怖い病気だ。
その壊死した筋肉細胞を非自己細胞を移植。その細胞が増殖し、壊死した心筋の代替をしてくれると言うものらしい。

 自分とは原因が違う心筋症だが、新しい治療方が治験として始まった事、自分ごとのように嬉しい!

LINEで送る
2023年2月11日(土) 19:10

''の"が入ってる、の!

 節分、春分の日も過ぎ、今日は祭日で天候も良かったので、何台もの車がウエモンズハートの駐車場に入れ替わり立ち替わり入ってくれるが、
冬季休業の看板を見ては残念そうに帰って行く。
問い合わせの電話も多い。
大勢の方がウエモンズハートのオープンを待ちかねてくれている。
本当嬉しく、しかし足を運んでくれた方々にはお詫び申し上げます。
あと20日弱、3月2日オープンです。

 前置きはさて置き、今日は"の"についてだった。
今日は所謂「建国記念日」で祝日。
自分はずーっと「けんこくきねんび」と呼び習わしていたが、
実際には「けんこくきねん"の"ひ」が本来の呼称だとこの年になって知った。

 戦前は「紀元節」と言われていた祝日で、古事記に神武天皇が初めて日本と言う国を作った日と言う記録から、
明治6年に制定されたそうだ。
そして昭和15年には国威発揚を目的として、皇国紀元2600年の奉賛会が大々的に行われたものだと、
父や祖父の種治が語っていた。
更に調べて見ると、敗戦後GHQ指令で、「紀元節」は神話に基づいていて、明確な根拠は無いと廃止されていた。

そして漸く21年後の昭和41(1966)年に「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として
「建国記念の日」として制定された。
祝日として制定されたこの年は自分が中学2年生の2月の事だが、
誰に遠慮して"の"を入れたのか、
当時の担任の小椋先生は詳しくは語っていなかった。
C4DCE246-0081-4374-A225-6B56E994459E.jpeg
なるほど。"の"が入ってる。

LINEで送る
2023年2月 9日(木) 06:49

心友

 ふりさけ見れば我が人生、農家に生まれ農業を生業としてはや70年が過ぎ、今はそれもリタイヤしている隠居の身だ。

扨、我が家の目の前の市道は芽室町との境界道路。所謂国境地帯だ。
その国境⁉︎を挟んで数百メートルの所にもう一軒酪農家がある。
その○○牧場は隣りとは言え芽室町なので、行政的やJAでは全く接点はない。
父や祖父の代は知人程度の付き合いだったし、同年代の子供は自分の2つ下を頭に娘が4人いると言う程度の認識しか無かった。

 自分が勝農酪農科を卒業し、早来町の竹田牧場での実習を経て就農。数年を経ずしてそのM牧場の娘婿と言う人との立ち話から、付き合いが始まるのだ。
多分トラクターで初めてすれ違った時、おおこいつは○○牧場の婿さんか?噂には聞いていたが取り敢えず初対面の挨拶位とトラクターを止め、どちらからとも無く「宜しくお願いします。」
そして一言二言言葉を交わすと、その○○牧場に入婿した△君は勝農酪農科の二級後輩であり、彼も又自分と同じく早来の山田牧場に2年ほど実習に行っていて、
その早来でオレの事は聞いて知っていると言うではないか。
噂の内容の好悪は分からないが、同じ様な経験をした者同士意気投合し今に至るのだ(今迄気持ち良く付き合えたので屹度悪い噂ではない⁉︎)。
折に触れ畑の隅で一緒に一服したり、牛舎を訪ねたり、作業機を貸し借りもした。
また、牛乳余りで生産乳の一部に食紅を入れて廃棄したり、国の補助事業についても使い勝手の良し悪しを論じたりなど
時宜に即応した話しで常に盛り上がっていた。

 昭和63年に彼の牛舎が失火で全焼した時には、咄嗟の判断で全頭預かり、1週間程、家の牛達と交互に搾り、バルククーラーも別々にして出荷した。
 そんなことが有って以来より秘密めいた家族の話しなどもするようになったし、
うちの婿はいつも廣瀬の息子と行き違う度に立ち話しで仕事が進まん!と斜に構えて気難しい△君の義父(○○牧場のオヤジ)も
それ以来なにくれと無く立ち寄ってくれる様になった。
 
 お互い年を重ね還暦を過ぎる頃から、自分が拡張型心筋症の診断を受けた後もいろいろはげましてくれるし、
今度は彼が胃癌になり胃を切除した後抗癌治療を続けていた矢先今度は違う場所に転移している事が判明。
早い内の手術を勧められているそうだ。
 
 50年間お互い適度な距離感で付き合って来たが、昨年12月以来会っていない。そろそろ様子伺いをしなきゃと思っていた。
年が明け、2月になる頃から△君の様子が気になっていた。そんな折の昨日午後体験教室で本を読んでいると、
入り口の引き戸をソロっと開け片目でこちらを伺う男がいるではないか。
逆光の中、目を凝らして見ると、何と△君ではないか。
年をとり病を得てからは、自分にとって△君は、かけがえの無いない心友である事に気づいた!


 

LINEで送る
2023年2月 3日(金) 19:19

なに?これ!

 「くよくよするな!めそめそ泣くな!節分過ぎれば陽はまた昇る!」
昔、ラジオから、人生相談?か、占いの番組で斉藤セイホウさん?が毎回叫んでいた声を
思い出す。
そう、今日は日本全国節分。
と言う事で、部屋や廊下に潜む鬼を追い出す為、孫が落花生を数粒ずつ撒いていた。

 その落花生を割って食べようと割ったら...27D34709-2828-4812-8D2B-FE4EE6782665.jpeg
なんじゃこりゃ?真っ黒⁉︎
新種の落花生か⁉︎
薄皮はやや焦げ臭がするが、美味しい。

 

LINEで送る

2025年9月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー

最新記事

カテゴリー