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十二代目 宇右衛門の廣瀬文彦が語る ウエモンのよもやま話

2016年1月23日(土) 11:31

テキスト

  広瀬牧場のミルキングパーラーです。

M.P.jpg今度は正面から。

M.P3.jpg

(この人だかりは『銀の匙』の撮影の為で、主演の広瀬アリスもどこかに映っていますよ)

パーラーという名がつくと、20~30年前の純喫茶のような響きですが、ここは搾乳のための施設でミルキングパーラーと言います。ベランダで分かるように二階建てで二階から下のフロアーの搾乳現場がリアルタイムで見ることが出来るようになっています。平成3年11月25日から稼動し四分の一世紀が経過しました。

これは牧場の搾乳設備の変更に伴い、消費者に酪農の一端を知ってもらうため二階に見学室を設けたものですが、更に興味があれば牛乳が出来るまでのストーリーをも知ってもらい、国産牛乳の応援団になってもらおうと言うものです。それが思わぬ反響で大勢の来場者に伝えるためにテキストが必要になりました。そんな折当時農業改良普及センターの鈴木さんが作ってくれたのがこれです。

テキスト.jpgどうです、皆さん理解していただけますか?これは消費者から頂いた疑問を絵にしてもらいました。疑問とは「牛は年頃になると自然に牛乳が出るように成るんでしょ?!」「牧草畑ってなあに?」「胃が四つ有るって大食いだから?」「うわぁ、牧場って臭いのね!」などなどの疑問に答えるように作っていただきました。今でもオリジナルの教材(なのでコピー厳禁としています)として重宝しています。

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2016年1月22日(金) 10:08

帯広の森

  我が家は帯広の森に隣接した場所で百姓を営んで居ります。今の立地条件で言えば・・の話ですが!

今から80年前に現在地に引っ越してきた当時(昭和13年11月13日)は純農村地帯でした。亡祖父種治の話では、帯広の市街地は西は西5条まで南は根室本線の帯広駅までで、南側は農村地帯だったそうです。私が育つ昭和30年代でも子供の私など帯広の市街地には1年に1~2度も行く事があったでしょうか?

そんな純農村地帯でしたが高度経済成長期を迎え、昭和40年代からは帯広の人口も増え始め帯広市は人口20万人都市を目指した街造り計画を立てました。その際市街地と農村地帯をベルト状の森で明確に区切るようにしました。市議会では先人達が苦労して切り開いた農地に木を植えるなんて言語道断と言う意見も大勢を占めていましたが、採決の結果僅差で採択され今の406,5haの帯広の森が造成されました。このため小、中学校の農家だった同級生は皆帯広の森に吞みこまれ我が家のみ百性として残っています。

約30年に亘り植樹祭が開かれ、計画通り事業が進むに従って間伐の問題が持ち上がりました。10数年前に間伐計画を市議会に諮ったところ、在る議員(いまは名前を伏せておきます)が、「一本一本の木には植えた人や家族の思いがこもっているのに簡単にばさばさ切り倒していいのか??」と言う質問をしていました。この議員は育樹とか育林という言葉を知らないのか!と唖然とした思い出があります。

先ほど我が家から北500mの所の南5線を走っていたらこんな看板が出ていました。

間伐.jpgそうです。帯広の森の間伐です。看板を良く見てみると"帯広の森間伐業務(雇用対策)"と有りました。雇用対策と言う事は国から何らかの補助を受けて業務を行っているんでしょうか?この地区は初期の頃に植えられた森なので倒木も出始め、ようやくの感は否めませんが・・・!これからは徐々に市民の憩えるスッキリした森になっていくのでしょうね!!

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2016年1月21日(木) 12:16

2月9,10日

  来月(2月)9日10日と丁度札幌雪祭りの最中ですが、札幌大通西3丁目の道新本社ビルの一階フロアー(オープンスペース)にウエモンズハートのジェラート販売コーナーが開設されます。北海道建築業協会のイベントが開かれて、その際夫々の地域の特産物を紹介するコーナーに出店を要請されました。

次の商品8種類がウエモンズハートから出店されるジェラートです。

催事出品アイテム.JPG「ミルク」は勿論広瀬牧場で搾られたミルクで作っていますので他の牧場や大手メーカーのアイスとは一味も二味も違う味わいが堪能できます。

「かぼちゃ」と「ハスカップ」は我広瀬牧場で栽培しているものです。

「あずき」は勿論十勝産で、皆さんにお届けできるようになるまで店長が約5年以上試行錯誤した商品です。これもいけます。

「まっちゃ」はお点前に使用する高級抹茶「品水」を使用しています。

「ジャンドゥィア」これは余り人口に膾炙されていない商品名ですが簡単に言うとナッツチョコレートです。原産地イタリアの商品名です。

「ホワイトコーヒー」これは食べて頂くと、何故ホワイトコーヒーか納得のいく商品です。

「赤ワイン」これは帯広の藤丸デパートとの共同開発商品として昨年発売した池田町の十勝ワインの赤、白、のアイスです。ですからラベルにも藤丸×ウエモンズハート×池田町ブドウ・ブドウ酒研究所とのコラボレーションと言う文言を入れさせていただきました。勿論ブドウ酒研究所の皆さんにも試食していただき太鼓判を頂いた商品です。

このイベントには店長自らが店頭に立ち皆さんのご来店をお待ちしています。

 又、東急デパートでは今日からミルク&ナチュラルチーズフェアーが開催されています。ここでは帯広の藤丸デパートと同様の、ウエモンズハートのソフトクリームを使った"〆パフェ"が出店されています。

チーズフェアー2.jpg

   6日間の短い催事なので食べ逃しの無きよう是非ご賞味下さい。

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2016年1月20日(水) 11:50

太平洋南岸低気圧!

18日夕方から暴風雪警報が出ていました。

昨日(19日)早朝には暴風は吹かなかったけれども小降りになりつつも、積雪は40cm以上!帯広空港では56センチの積雪を記録したそうです。早朝(午前3時前なので深夜かな?)に息子は除雪を始めました。

除雪.jpg除雪2.jpg除雪3.jpg

最初に除けるところは住宅周りです。これは大地震とか火事とか災害時に家族が脱出できるようにと言う配慮からです。そして次に牛舎周りバンカーサイロです。それだけを午前4時半の搾乳開始前に済ませています。ライフラインを一番早く除雪をしますが過去何十年もそういった事件事故はありません。真っ先に利用するのはいつも新聞配達です。そうです彼らのためでもあるのです。と言うか我々もものぐさで遠くまで新聞を取りに行くのが面倒なだけなんですが・・・・

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2016年1月17日(日) 14:59

ミルク&ナチュラルチーズフェアー2016

  帯広藤丸デパートで14日~19日の予定でチーズ乳製品のフェアーが開かれている。

チーズフェアー.jpg

 もう20回目位になるだろうか?農家の手作りチーズの品質も年々歳々安定するようになり、又チーズ料理も普通に家庭に上るようになり、100g600円~1000円近くするのに買い物袋に数千円から1万円くらい抱えているお客様が結構いました。今年は北海道の牛乳にほれ込んで十勝に移住してきたイタリアのチーズ職人の作るチーズが連日売り切れのようです。噂になびき易い家内もサラミソーセージを芯にしたカチョカバロとリコッタチーズ〆て4千数百円の買い物をしていました。

〆てと言えば・・・・・・

チーズフェアー2.jpg今札幌で新発想のパフェが人気になりそうと言う"〆パフェ"のブースも出店していました!「〆・・」と言えば皆さん何を想像されますか?飲み会の後電車やタクシーに乗る前に"〆のラーメンに行こうや!!"など言う定番のものがあります。飲み会の後、もう少し女の子と一緒にいたいと思いラーメンに誘っても"太るからいや!"と言ってなかなか付いて来てくれません。そこでオジサン達もさる者、ラーメンが駄目ならパフェはどうだ!!と言う発想の転換で創作したもののようです。

〆パフェ.JPG黒い塩のツブツブに塩キャラメルソースをかけたもの!

〆ぱふぇ2.JPGベリーソースとベリーそして粒餡のパフェ(意外といける)

〆パフェ3.JPGこれはフルーツパフェですかね?

家内は二つも食べました!!「職業柄色々食べて参考にしなくては・・・・!」とか「イタリアのシェフは胃袋は筋肉なのでドンドン鍛えなきゃ、と言っているのよ・・!」と言いつつ本当は只の健啖家です(これは内緒です)。

チーズフェアーなのにただ"〆パフェ"のはなしだけ??とお思いでしょう!!??

 実はこのパフェに使われているソフトクリームはあの人気のウエモンズハートのソフトクリームなんです。ですから美味しさも抜群!藤丸でのフェアー終了後22日~27日には札幌東急デパートでも同様の催事が予定されています。お出かけに成り、オヤジの下心満載の"〆パフェ"是非お召し上がり下さい!!

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