混じりっけ無しの本物の味
8月2日午前、東京からNさん一家が牧場体験に来てくれた。
子供さんは未だ5才との事。
ウエモンズハートで言う"all体験"で、酪農や牛乳の話し、牧場見学そしてアイスクリーム作り体験だが、
5才の子供には飽きさせない様クイズや簡単な質問をおり混ぜながら、進めて行く。
さて、いよいよアイスクリーム作り体験だ。
勿論、入念に手洗いもしてもらう。
そして、準備する道具や作り方の説明が一通り終わり「ヨーイ、スタート」の合図で、
氷をボール内に並べるところから始める。
7〜8分後「はーい出来上がりです。早速食べてみて下さい」
すると若いお母さんが「◯◯ちゃん、人生初のアイスクリームだね。どんな味か楽しみだね。」と言うではないか。
お母さんのその言葉を聞き咎めて「5才にもなって初めてのアイスクリーム⁉️よく今まで我慢させられましたね。
昔家内も幼い子の虫歯を防ぐためにチョコレートを3〜4才まで控えさせていたけど、そんな思いですか❓」と聞いた。
するとお母さんは「いいえ、本物のアイスクリームの味をこの子の舌に覚えてもらいたかったのよ。」と言うではないか。
「本物⁉️」と聞き直すと
「そう。コンビニやスーパー。アイス専門店でいつでも身近に溢れているけど、人工甘味料や着色剤にフレーバーなど
どんな物が含まれているかわかりません。ですから自牧場で生産された牛乳に自然甘味料のグラニュー糖。そしてフレーバーは不使用と言う
広瀬牧場ウエモンズハートさんのアイスを、彼女の初アイス体験させたかったの」と言うではありませんか。
「そうなんだ......。本当に光栄です。」と言うのがやっと。
26年前。ジェラートショップ「ウエモンズハート」を始めるに当たって店長は、
「美味しさの基本は自牧場で搾った牛乳に北海道で生産された自然甘味料のグラニュー糖。
成分調整には十勝産の生クリームにスキムミルクのみで作る事」と公言。
その基本は今も守り続けてられている。
その店長の思いはウエモンズハートのHPで紹介されているが、
こんな形で消費者に伝わっている事が分かった、嬉しい体験時間でした。