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2017年8月15日(火) 05:36

8月15日

今朝は5時に起床。早速日経の電子版を読む為、タブレットを開く。
まず一面。
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日付は平成29年8月15日。
日付を見て色々頭をよぎる。
天皇陛下のお言葉で、高齢のため国務に支障をきたさない為の方法を考えて欲しい(言葉は正確では無いが、自分の意思を忖度して欲しいと言った内容だったと思う)との意思表示があった。
政府も検討し、平成は30年で終わる見込みとなった。
昭和天皇が確か昭和64年1月7日に崩御され、今上天皇が即位され元号も「平成」に改められたと当時小渕恵三官房長官が半紙に書いた文字を示しながら記者会見を開いていた。
当時「平成」?なんともしっくり来ないな!などと感じたものであるが、30年間使い慣れると違和感は全く無い。というより、この平成も後一年で使い納めかと思うと、一抹の寂しを感じる。
「降る雪や 明治は遠く なりにけり」と詠んだ中村草田男の心境が今になって理解できる。
子供の頃我が家では燕麦を栽培していた。適期収穫は農業の基本だ。お盆時であっても刈り取るのが最良だ。オレたち子供は夏休み。猫の手よりマシ。祖父に「この仕事が終わったらうちにもお盆が来るでな。そしたら、母ちゃんに美味いもん作って貰うか!」と、たらかされ乍らこき使われた。
先祖の霊を迎え、送るよりも、生きている人間の方が大事だ。おれもプロの百姓!今なら当然だろう!と思うけど、当時のオレはそんなところからも百姓が嫌いだった。
72年前の今日、父は東京で終戦を迎えたそうだ。その年の12月に兵役に召集される予定だったのが、これで死ななくて良かった!勝った負けたなんか関係なく思うと同時に、宮城(皇居)前でひざを折り泣いている大人が大勢いたが、なぜ泣くのか意味が分からなかったそうだ。
結婚した年のお盆に家内の実家を訪ねるて、義父が「なあフミさん、もう真由美を帰してよこさんか!」と言う。予期せぬ言葉に驚いていると「真由美はいつフミさんの籍に入れてくれるんだ?嫁に出したはずだが...」あっ、しまった。結婚式が6月24日。一番牧草の収穫真っ盛り。引き続き、小豆やデントコーンの草取りだ。
これも亦、「土用には小豆の花が咲き始めるから、そんな時期になって人がワサワサと小豆をかき分けて歩くと花が落ち収穫が落ちる!と口うるさく言われていた。
そんなこんなで仕事に追われ(今更の言い訳だが...)、入籍の事など何処かに飛んで行っている中での実家訪問だった!結婚式後お盆までの50日間何事も無く良かった!
その後、結婚したけど大ゲンカで「成田離婚」とか、結婚式の招待状を出した後大ゲンカしたが何事も無かった様に式を挙げ、ほとぼりが冷めた一ヶ月後位に離婚、などと言ったケースがテレビ三面記事などで報じられて居た。
この日付を見ただけでも、走馬灯の様に色々思い出される。
キリがない。
やはり俺は65才!

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