Covid-19
ここ1週間ほど、第3波と見られるコロナの感染拡大が起こり、各地で様々な対応が始まっている。
夜の接客業やカラオケあるいは老健施設からクラスターが発生する可能性が高い事は巷間言われていたところだが、ここに来て、学校や図書館、役所などどこでもクラスターになる可能性が出て来た。
帯広では北の屋台でも発生し、屋台村全体が2週間の休業に入った。上記ニュースにもある通り、札幌ではススキノだが、夜の繁華街として接客業者が軒を連ねている。
折しも年末の書き入れ時の感染拡大で、ススキノ地区を重点的に営業の時短を進めているようだが、線引に意味があるのか不平のコメントが寄せられているようだ。
札幌南四条通りを境に南側だけ規制ではねぇ。自分としても本当に効果があるのか疑問だ。
この第3波は、Go Toトラベル Go Toイートの施策が原因だと言う人もいるが、現代は、人が動いて経済が廻るシステムになっている以上ブレーキとアクセルのコントロールが非常に難しい。
ウエモンズハートも気を緩める事なく、営業しなくては!
冬だー
今日はとうとう冬への扉が開かれた。
屋外で佇む牛の親子の背中にも雪が...
未知のウイルスに脅かされた一年だったが、この冬の入り口にに来てまた感染拡大。感染拡大を抑え込んでいたように見えた夏頃、インフルエンザと同じ様に空気が乾燥する秋から冬にかけて注意が必要との識者の声も有った。そして昨日、北海道は警戒をステージ4に引き上げられた。
ここに来てウエモンズハートも休業対象になるのだろうか。
穏やに冬の扉が開かれたが、巷はパンデミックの様相だ‼︎
年寄りが増えれば酪農家が儲かる⁈
2、3日前の新聞にハエトリソウ(食虫植物)の葉が、虫などが止まると閉じて捕獲する仕組みが解明されたと、新聞に載っていた。
葉の表面に刺激があると、葉中のカルシウムイオン濃度が高まり、30秒以内に再び刺激が加わると更にイオン濃度が高まる事により、葉脈を中心に2つに折れ、閉じた状態になりハエや昆虫を捕まえる。逆に30秒以上次の刺激が無いと、カルシウムイオン濃度が低下してしまう。葉やゴミなどが風などで飛んできても無駄な反応はしない様になっている。
さて、上記はカルシウムイオンとハエトリソウの関係だけど、次はカルシウムイオンと動物の関係。
長年酪農を生業としてきてわかった事だが、牛にはお産直後に起こりやすい「低カルシウム血症」と言う病気がある。
機序はこうだ。分娩→泌乳→起立不能。
つまり分娩と同時に母乳としての牛乳が出始める訳だが、乳汁中には乳汁の量に関わらず牛の成長に必要な栄養分が含まれている。その中のミネラル分のひとつカルシウムイオンが母体自体の必要量を超え、大量に乳汁中に動員される結果、身体の筋肉を動かす事ができず起立不能、更には心筋の動きも弱まり心停止に至る病気だ。予防法はただ一つ、分娩直前にカルシウム剤を点滴して置く事。発病後にカルシウム剤の点滴をしても効果が薄いので、分娩前に予兆を見極めることま酪農家には求められる。
植物にとっても、動物の筋肉にとってもカルシウムイオンの反射作用が必要不可欠と言う事が分かるニュースだ。
牛乳乳製品を摂って骨を丈夫にすると言う事は、「一生元気で身体を動かす為には、骨に充分カルシウム貯金をしておかなくちゃ!充分な貯金が無いと骨粗鬆症になっちゃうぞ‼️」と言う事を再確認したのでした。
扨、日本人は世界でも指折りの長寿社会。
高齢者には大腿骨などの骨折を機に寝たきりになる可能性大だ。
骨折し易いのは骨粗鬆症で骨がスカスカになっている場合が多い。
骨粗鬆症を予防するには、成長期だけでは無く普段からカルシウムを摂取する事が肝要。
一般的な日本食からカルシウムの必要量を摂取するのは難しいし、食が細くなる年寄りは尚更牛乳乳製品を摂る事が大事。
牛乳乳製品の需要が高まれば元気なお年寄りが増えるし、酪農家が儲かる!のだ‼️
外来雑種
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)と言うらしい。
我が家の庭に人の背丈くらいになり、ブドウの様に紫の実が成っている雑草がここ数日目につく様になっていた。両親に聞いても知らない⁈との返事。
実を噛んでみようかとも思ったが、腹痛でも起こしたら困るので、控えた。
ネットで「広葉雑草」「ブドウの房状の紫色の実」で調べたら直ぐに「写真と共にヨウシュヤマゴボウ」との名がでてきた。
外来雑種で多年草。葉や根には有毒物質が多く含まれ、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出るらしい。紫の実は毒性が殆ど無く、小鳥達が喜んでついばみ、至る所に種が広がり、植勢を拡げているらしい。
セイタカアワダチソウと同じで、十勝の在来雑草を駆逐してしまうのでは...
キレイだなんて言っていないで、駆除し無ければいけないんだ!
ディナー
吾輩は猫です。
吾輩は「トラねえ」と呼ばれている、れっきとした2才の牝猫なのよ。
8月に2度目のお産で5匹の子供を授かったの。勿論1度目と2度目のお父さん猫は別猫。私達は自由に牡猫を選べるのよ。今回の仔猫達はお父さんに似た黒猫が多いの。
そうそう、黒いと言えばカラス。牛舎でミルクをもらおうと幼い子猫を連れて出かけたら、スーッと音も無く憎っくきカラスが低空で飛んできて、一番後ろをついてきていた仔猫を、カラスのくせにワシづかみ。「ニャッ...」と驚く仔猫の声に振り向くと、あっという間に高い空へ連れ去られてしまった。可愛いそうだけど何も出来なかった。
実は私達、廣瀬家には生活を応援して貰っているんです。なんたって私達家族の他に姉家族、それに母も最近4匹の子猫を産んだので、総勢20匹余りの大家族なんです。家人の残り物や牛舎に行けば牛乳(加熱殺菌していないから生乳って言うらしい。生乳は第三者にそのまま提供してはいけないと言う法律があるらしいけど、私達には関係無いわ。)をたっぷりといただけるのよ。有難いわ。
しかし私達は一歩屋外に出ると、所謂弱肉強食の世界にいきているの。だから私の子供がカラスにさらわれちゃった事は悲しいけど、反対に私もたまには親ネコらしく仔猫達にレアなお肉も食べさせてあげるのよ。
そんなこんなで、牛のエサを蓄えてあるバンカーサイロの近くをパトロールしていると、果たして目的のネズミがいた。私は抜き足差し足で音もなく近づき、何なく捕まえた。「トラトラトラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)」だ。獲物はまずまずのサイズ。
ルンルン!
オット「シャーッ、シャーッ!」
お姉ちゃん止めて。お姉ちゃんの家族にあげる余裕は無いわ!
2才年上のお姉ちゃんとは、私の仔猫ちゃんと遊んで貰ったり、寒い時などは猫ダンゴになって温めあったりする仲良しなの。でも餌だけは別よ、分かって⁈
お姉ちゃんも諦めてくれた見たい。
芝生の上で少し一休み
さてさて、姉もすっかり諦めたようだし、余り休んでいると冷たくて硬くなり、折角のディナー、レア感が無くなり仔猫達をガッカリさせてしまうので、そろそろ行こか。
仔猫達とのディナーを終えて「トラねえ」は、私より幼い仔猫を抱えている母親は名前が「マドラー(真トラ)」といって全身がトラ柄でスズメなども獲ったし、おばあちゃんは「バトラー(婆トラ)」と言って三代に亘ってトラ柄なんだけどハトやリスも獲ってくる名ハンター。
ほかに親戚筋には毛並みが薄茶色の「鹿毛トラ(上杉景虎)」や逃げ足の速い高飛びの「高トラ(藤堂高虎)」。外国では目がブルーで上品な「品トラ」が居たっけ。エッ本名は確か「フランク・シナトラ」だったわ。
話しは変わって猫の世界はフリーセックスが当たり前だけど、私達家族は有名どころの牡猫を相手にしている、名家の血筋なのよ。
私はその内カラスを獲って仔猫の仇を討とうと思うの。
「真トラ」や「婆トラ」の出来なかった事、絶対やって見せる。