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2024年1月 4日(木) 06:27

余波

 昨年末、正月休暇で帰省していた横浜在住の次男が、正月明け4日が仕事始めと言う事で、
3日JALの最終便で横浜に戻る予定だった。
 しかしその前日2日の夕刻、羽田空港で滑走路上で待機していた海上保安庁の飛行機に
千歳発の旅客機が着陸しそのまま追突してしまう大惨事が起こった。
その直後から人命救助や消火作業を行うために、羽田空港は全面封鎖されてしまった。
翌3日、羽田空港は事故の起こった滑走路を除く3本で供用開始となり、SNS上では、次男の搭乗予定の
帯広発羽田行きの最終便は運行予定となっており、その日の夕刻帯広空港まで送る。
 
 ターミナルに到着すると、次男が搭乗予定のJAL最終便が昼頃の情報で運行予定だったはずなのに、欠航になっているでは無いか。
早速乗り換え便を探すも1週間程度変更便は確保できなかった。
次男はダメ元でAIR Doの窓口で長蛇の列に並んだ。
結果、残り一席が運良く手に入ったらしい。
しかしその飛行機も遅れに遅れて夜半11時頃機上の人となり飛び立って行った。
羽田に午前1時過ぎ。その後タクシーで一万数千円の運賃で、寮に着いたようだ。

 清々しくも穏やかに明けた令和6年元旦。
と思いきや元日夕方石川県能登半島で震度7の凄まじい地震が発生。
翌2日夜が開けると、甚大な被害の全貌が見え始めた。
能登半島の先端、珠洲市から輪島市にかけてが震源地で陸からの救援も覚束なく、
海上保安庁の出番!
資材を積み込み、いざ羽田を飛び立とうとしている輸送機に、JAL機が追突し炎上してしまった。

次男が帰省する予定の日、羽田空港の機能が麻痺して大混乱になった大元は
1日の大地震から始まる様々な事件事故の余波だ。

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