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2023年1月 7日(土) 19:15

出羽守 尾張守

 「ポリコレ」についての書籍を2冊読んだ。
一冊は、小浜逸郎著「ポリコレ過剰社会 2022年1月1日初版」
もう一冊は、福田ますみ著「ポリコレの正体 2021年12月10月第一版第1刷」
この本の副題に『「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは』とある

ポリコレとは、ポリテクトコレクトネスの略で、「政治的正しさ」と言う意味で、
社会的に弱き少数者の権利を保障す(守る)べき、と言った様な事らしい。

 欧米(では)LGBT(性的少数者)の権利を守るべきだ、と言う動きが盛んだ。
例えば、アメリカ(では)性的多様性を考慮し、大衆に向かっては「ladies and gentlemen」では無く
「everyone」でなくてはならない。と言った具合だ。
例えば、アメリカ(では)弱者である黒人を「ブラック」と呼ばず「アフリカンアメリカン」
と呼ばなくていけない。
だから我が日本もと、他者の例を引き合いに出して物事を語る人の事を「出羽守」言う様だ。

又、「尾張守」とは、物事に対してすぐ悲観的になり「終わった」「おしまいだ」と嘆く
事。

2冊の本を読むと、ポリコレの究極は、ことばを自由に使えなくなる窮屈な社会に
なる恐れがある
 


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