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2021年12月12日(日) 12:39

人間至処有青山

 土屋直道君。
妹良子の婿さんで、自分にとっては義理の弟だ。
この妹夫婦は芽室町内で農業を営んでいる。
現在は長男の雅俊君と夏子ちゃん夫婦と4人仲良く力を合わせて、益々経営の伸張著しい優秀な畑作農家だ。
 直ちゃん(直道君)は、今有る土屋家の繁栄は、一重に初代弥八おじいさんの開拓に対する熱い思いやその意思を硬く受け継いだ息子達(2代目で彼らの親世代)の不断の努力の賜物と、感謝の意と彼らの事績を顕彰し残そうと、渡道3代目となる従兄弟達と数年前から、情報集めに東奔西走し、このほど『人間至処有青山』と題する記念誌として結実した。
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本の扉を開くと、最初の写真は初代の弥八さんはるさん夫婦がやさしげな眼差しでこちらを見つめている。
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 その土屋家は今から114年前の明治39(1906)年、現在の岐阜県安八郡神戸町から現在地に開拓に入った様だ。
明治39は未だ根室本線の狩勝峠は開通しておらず、青森から釧路まで船で来てそこから列車で十勝帯広に入った様だ。そして帯広川の縁を伝って現在地に到着。開拓の鍬が下ろされたようだ。803157F8-40BE-4018-B593-95AA7BEC593C.jpeg
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 この記念誌、写真や年表もふんだんに掲載され、最後には114年に亘り繋がっている親類縁者の系図が幾重にも折り畳まれて綴られている。
 労作だ!
直ちゃんの長男雅俊君は、地域の仲間達と落花生を地域の特産物に育てようとがんばっている。
土屋家は、今後益々繁栄する事請け合いだ。

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