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2019年12月11日(水) 06:03

揖斐川町

 大正7年3月、廣瀬初次郎、ハツ夫婦が6人の子供を連れて北海道へ渡ったのが、わが広瀬牧場の始まりだ。
それから数えて100年を迎えた昨年、渡道以来4代に渡っての苦労の足跡をまとめた記念誌「賢者は歴史に学ぶ」を上梓した。D0558854-04CC-4892-A300-9BD606D8A3E6.jpg
さらに11月23日、渡道以降の有縁の者達を集め記念式典も挙行した。6C0FDB6A-649E-4468-B9BA-D7AF723D3D82.jpeg
そして年が明け、今年は天皇が退位され、新天皇が即位。年号も5月1日から「令和」と改元された。0D4472A8-9B01-49AE-8B8D-0DF3A72C7BD3.jpeg
 我が家は勿論、天皇家でも歴史的な行事が催された。同列に並べて語るのは憚られるが、そんな経緯も有ってか、13才で親に連れられ開拓に苦労をした北海道2代目で、祖父の種治の記憶が鮮明に残っている三人の妹達も俄然我が家のルーツに興味を持ち出した。
揖斐熱が最高に高まった12月4日、「ふるさと揖斐、探訪ツアー」が始まり、機上の人となった我々兄妹夫婦。BDB50EEE-9079-44F5-8E98-B76F6B0200D4.jpeg
一番下の妹夫婦は先発隊として既に出発しており、彼らとは名古屋駅で落ち合う予定での出発だ。羽田空港に降り、ほぼ予定通り品川で新幹線に乗り、名古屋駅の乗り換え口で漸く8人が揃い東海道線で移動。大垣からは養老鉄道に乗り換え、念願の揖斐川町に到着。早速期待に胸を膨らませた兄妹夫婦全員で、揖斐駅を背景に記念撮影。
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初日の宿泊は西国三十三番札所谷汲山華厳寺参道にある、谷汲山松本屋さんにお世話になった。
我々は、大半が下戸。ふるさと探訪の第一夜の宴会は静かに、しかし熱く、始まった。
 (つづく...)

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