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2018年8月31日(金) 09:21

インバウンドと防疫

今日は釧路から朝暘小学校6年生の体験が有った。
近年外国人の旅行客が年間2000万人を超え、更に伸びる勢いの様だ。
しかも、人気のスポットは神社仏閣などは元より、江戸時代から続く街並みや農村風景も、所謂SNSと言うのかインスタ映えのする場所に人気が集まるらしい。国も景気回復の起爆剤として観光振興に力を入れている。その証拠にカジノ法案もすんなり可決されたようす。
然し世の中「あちらを立てればこちらが立たず!」なんて諺通りの事が我々畜産業界に取っては、負の要素大なのだ。
昨日、釧路の城山小学校の体験直後、次のようなパンフレットを持った十勝家畜保健所の立ち入り調査があった。

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国際獣疫事務局が定める法定伝染病口蹄疫の侵入を防ぐ為の諸方策を喚起している。しかし、国が推し進めるインバウンドで最も多く日本を訪れるのは、お隣の韓国や中国は手の施し様の無い汚染国だ。
国のやる事は片方では制限なしに受け入れ、返す刀で我々畜産農家に法定伝染病侵入防止の責任を押し付ける。何とも情けない国か、日本は!
さてこの日本国のパンフレットの下段には、畜産農家の努力義務を謳ってる。
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こんな処からも、国の言う食糧自給率向上も、その空経文さが窺える。

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