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2017年11月 8日(水) 16:54

編集余禄

今日の勝毎に目を通すと、編集余禄に目が釘付けになってしまった。
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タイトルの「顔を上げよう」に続く本文が、「この夏、家人とともに帯広市内のアイスクリーム店に行ったときのこと...」とあり、「おっ、これは我がウエモンズハートの事が書いてあるぞ!スタッフの接客に失礼が有ったのか?イヤイヤ、ウエモンズハートのスタッフは何処に出してもあるいは接客コンクールに出しても恥ずかしく無い事この上ないし、第一面からそんな苦言も無かろう。逆に素晴らしい対応を記事にしてくれたのかも...それなら頷けるんだけど...」などと自問自答しながら読み進む。
続きはこうだ「近くの席に座った若いカップルがお互いにアイスクリームを舐めながらスマホをいじっている。会話が無いのだ。」と...
確かにスマホは便利だ。
自分自信、このブログをアップするのにスマホをつかう。飛行機や列車の時刻を調べたり、ホテルの空き室情報や予約、更にはショッピングにも使う。本も読むし、勿論メールもだ。間も無く91才になる我が父も、スマホで幼少期からの思い出を綴ったりグーグルマップで自分の過去に行った所や行きたい所にいつでもピンポイントで行っている!事ほど左様に生活に密着した素晴らしい道具ではある。
しかし、如何に便利で重宝する機器でも、TPOをわきまえる必要があるだろう。

10年程前の事だ。
札幌で列車の待ち時間に駅中のイタリアンレストランに入ると、隣の席に小学生の子供二人とその若い両親が食事に来ていた。大人は夫々携帯をいじり、子供も夫々携帯型のテレビゲームに夢中で、注文の食事が来ても、いただきますどころか会話もなく、視線は自分の機器と食事に行ったり来たり!てんでんバラバラに食べていた。団欒のかけらも無い!
あの家族は今どうなっているのかな?

この編集余禄はこう結んでいる。
「大切な人といるあなた、俯いて小さな画面に目を落としていないで、顔を上げよう。」
私からも、「大切な人だからこそ、一生懸命向き合って一挙手一投足をしっかり見つめ合わなくちゃ!長〜い人生を共に過ごすかも知れないのだから。」

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