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2017年9月20日(水) 12:58

帯広、見劣り?

今日9/20付けの勝毎二面の記事の見出しだ。

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現自民党政権の官房長官菅さんのきも煎りで始まったふるさと納税についてのニュースだ。開始当初横浜に住む次男が帯広市に10000円を寄付した所、毎月では有るが帯広市の広報誌が一年分送られて来たそうだ。
実家は今も帯広に有り、帯広市の知りたい情報は実家に電話すれば事足りる。健診の日程や趣味の集い、救急病院の情報など見てもしょうがない!と帯広市の対応を笑っていた。
仄聞だが、その他の返礼品は市内にある幾つかのガーデンの入場割引券が贈られいた様だが、これらも帯広に来る予定のある人にしか有り難みが感じられないのでは無いか。
一昨年だったか、総務省は全国自治体の返礼品競争が過熱に懸念を示した形で、返戻品は納税金額の3割程度が望ましいとの通達を出したようだ。本音は返礼品を持たない首都圏の自治体からの猛反発があったらしい。
この3割上限説に帯広市も重い腰を上げた。
我がウエモンズハートにも、業務受託企業からオファーがあり説明を聞いて愕然とした。
説明はこうだ。返礼品の金額は30%。その内の委託料は20%天引き。結果ウエモンズハートの受け取り額は24%。
1万円の納税に対して、2400円の商品代が振り込まれる。しかし、納税者に届ける為の送料もここに含まれる。ウエモンズハートはジェラートので送料にはドライアイスやクール料金が発生し、関東、関西では凡そ2000円がかかる。とすると、ウエモンズハートで受け取れる商品代金は400円足らずとなる。
そこで勝毎のニュースの冒頭の「一万円でバウムクーヘン二本だけ」となるのも当然の帰結だ。

一面には、ふるさと納税視察のため、明日野田総務大臣が上士幌町を訪問すると言うニュースが載っている。

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ふるさと納税を活かしたまちづくりの先進事例を視察するらしい。

その上士幌町でふるさと納税に参加している友人に聞いて見た。
当町では商品代金は42%。委託料、送料などは全て町が負担。つまり一万円の納税者に4200円の品物が届く仕組みだ。
又上士幌町は返礼品の上限3割と言う総務省通達には応じる予定は無いらしい。

帯広市は、市長始め職員には気概は無いのか。

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